HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

伊勢神宮参拝コースを巡ってきました

2010-06-18 14:08:55 | 伊勢志摩観光情報
はまなみの交流会の翌日、中子さんたちと待ち合わせして、観光案内な一日。

本日地元組は、私と千枝さん、そして皇學館大学の先生でもあり、ツアーセンターの理事でもある板井先生も合流して…。


という、メンバーです。私はカメラマン。


しかも今日は、センターがお休みの日なのです。

まずは二見興玉神社へ。
海沿いの参道で、海からの風、波の音、潮の香りなどなど、神社に来ているのに、2度オイシイような神社の魅力をPR。


天気の良い日の夫婦岩は綺麗ですね~。この間注連縄を張り替えたばかりです。


砂利も浅いし、比較的車いすでも行きやすい参道だと思うんだな。
今の時期は朝早く起きれば、夫婦岩の間から日の出が拝めますよ。


ここ、参道じゃないですよ。二見の海にせり出す堤防。ただ今工事中。ここに行ける日も近い?


二見のあとは、外宮さん。


外宮さんにしては珍しく神馬がいました。内宮さんではよく会えますが、外宮さんではあまり会わないな。


実家も今住んでいるところも内宮領なのに、小さい頃から外宮さんばかり行っていた私。
というのも外宮さんから歩いて1分ぐらいのところに、祖父母が住んでいて、そこによく行っていうたんです。
セミの抜け殻を取りに行ったり、勾玉池に散歩行って防空壕を見たり…。
小さい頃「げくうさん」が言えなくて「ぎゃくうさん」って言っては、笑われていました。
そういえば、伊勢市民は「外宮」も「内宮」もみんな「さん」付けするんですよ。
でもって、「げくさん」「ないくさん」って結構「う」を発音しない人もいます。
私もかな?

平成25年の遷宮までに勾玉池のところに「せんぐう館」ってのができるですよ。
ちょっと前までは、観光客のみなさんは内宮のみ参拝していましたが、最近はいろんな報道で外宮参拝者も増えているようですよ。
この日だって、昔に比べたら参拝者数は多いです。


外宮さんの本殿


外宮さんは参道の距離が短いのと、本殿の前に段差が一段だけなので、内宮さんに比べて比較的車いすでも行きやすいです。

外宮さんをあとにして、内宮さんへ。
ちょっと急ぎ足なのは、私が14:00から鳥羽で用事があるからなのです。みなさん急がせてごめんなさい。


内宮さん宇治橋前の衛士見張所。ここでタイヤの太い車いすの貸出をしています。


宇治橋周辺の駐車場は混んでいると思ったのであえて浦田駐車場に車を停めておはらい町を歩きました。
平日といえども、人の多いおはらい町界隈。
中子さんも山本さんも高松さんも初めてではないといえども、こうして地元民と一緒に、ましてや皇學館大学の板井先生と一緒に神宮参拝は初めてのようです。
それはそれは、覚悟しなくてはいけません。
神宮の王道なネタからどうでもいい、雑学や、小さい頃や代々伝わる家の神宮話まで…聞いていていないことまで聞かされます。(笑)
なんたって、私たちとってもおしゃべりなんです。


<雑学>内宮さん、おはらい町界隈にこんなハートの石を見ることができます。


その上に、この日はなんと、月次祭が執り行われており、ちょうど時間もドンピシャでした。


月次祭です。祭祀さんもいらっしゃっています。年間何百ある祭りのひとつでもありますが、ほとんどの祭りが夜中や明け方だったり、見えないところでするので、参拝者が見れる機会は限られています。


6月と12月に行われる月次祭。私も遭遇するのは初めてでした。

実はこの日、お客様参拝案内以外に、私が神宮さんに仕事で用事があって…。(もちろんバリアフリーの関係でね)
昨日の電話口のやりとりで大変気が重かったのですが、当日応対してくださった方がとても良い方で、いろいろご相談や、お客様の声を届けることができました。
2000年の歴史に新しいものを取り入れることはたやすいことではないのは重々承知ですが、こうして、地道に足を運び、話を聞いてくださるだけでも針の先ほどの光であれ、未来が見える気がします。
神宮の方が、私たちの活動もよく知ってくださっていたので、それも嬉しかったです。

人と接することで嫌な思いをすることはゴマンとあるけれど、大切なのは、止めないこと、継続あるのみ。なんですよね。