HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

嵐の首里城(写真追加)

2010-11-07 00:26:48 | 県外情報
私が初めて首里城に行ったのは、うーん、17年ほど前。一人旅。
その頃は、モノレールもなく…。
バスか、タクシーでしか行けなかったと思う。
賑やかで、入口には、紅型を着たお姉さんと、タクシーの客引きで、ワイワイしていたと思う。

2度目の首里城は、嵐…


なんだかいろいろ改装工事中でした


そりゃそうです、台風直撃ですから。

兄々夫婦の車に乗って、首里城秘密地下基地へ。
もとい、地下駐車場へ。(←こんなのあるの知らなかった)


駐車場は車いす対応あり屋根付。トイレも駐車場近くにあります。


地下駐車場だから雨にぬれることもなく首里城へ…という甘い考えではなかった。
そこからカッパを入手して、いざ、首里城へ。
チェアウォーカーには、無料で車いす用のポンチョを貸し出してくれました。

 
いざ!首里城へ


雨にぬれる距離を減らすショートカットコースもあったけどれ、それだと守礼の門を通らないというから、もう、この際、ぬれるのは一緒だと、正規のルートを選ぶ。

 
ちゃんと、車いすルートを誘導してくれます。しかし、雨風で、まともに顔を上げられない=看板見てない


みんなカッパをなびかせながら、首里城へ向かう。

 
そこまでしても行きたい首里城!


さぁ守礼の門だ!とよくよく見ると。
守礼の門の看板のない守礼の門が現れた。
どうやら台風対策のようです。
めったと見ない光景にみんなでハイチーズ。


守礼の門の看板ありませーん。


道中スゴイ風に、ふきとばされそうに…。
箇所箇所で出会う、首里城のスタッフに、「プッ、あんたらこんな天気になにしにきたの?」って笑われていたような…(笑)気のせいか?


葉っぱが道路にちらばっています


首里城はその昔、琉球の時代のお城。
何度も焼けているので、今見ているのは復元されているものです。
鮮やかな朱色は、本当は青空に映えるのですが…。この天気では仕方ありません。
首里城内部はさすが、観光地であるだけあって、エレベーターやリフトで車いす利用でもほぼ回ることができました。

それよりも、琉球時代の中国との関係や琉球王の位置づけなども含めて、興味津々なことばかり。
台風のおかげで、観光客も少なかったので、じっくりお話を聞くことができました。

琉球王しか歩けなった浮道は、神宮の宇治橋の真ん中のところ(神様が通る道)みたないなのかな?
ってのとか
浮道から首里城を見ると、微妙にまっすぐでなく、やや建物がナナメになっていることも、板井先生曰く、神道も神様の儀式などでは神様にまっすぐではく、やや正面を外すところが似ているなんてことなど、どこか共通点があるような。

ちょっと、興味そそるポイントをゲットです。

そうそう、今回の旅の目的は

・沖縄のお父さんに挨拶
・沖縄の友人に会いに行く
・聖地とバリアフリー研究(BY宗教学の板井先生リクエスト)

ですから。