HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

二見町一斉津波避難訓練の下見に行ってきました

2012-11-04 23:48:17 | バリアフリーツアーセンター
日曜日、お休みの日でしたが、千枝さんと18日(日)に控える二見町一斉津波避難訓練の下見に行ってきました。

災害があったとき、観光客が多くいそうなのは、二見の中でも旅館街や興玉神社のある茶屋地区。
そこから避難場所として指定されているのは
・二見小学校
・一里塚
・安土桃山文化村
3択です。
経路と現地のチェックをしながら、障がい者、高齢者が避難した場合をシュミレーション。

二見小学校は、最も海に近くて高さも十分ではない気がするので、見直した方がいいのでは…と思うのですが…。
一里塚は、うーん、微妙な高さですね。海抜10メートル。
 

 

もしも、ここで危ないとなった場合は、その先の伊勢二見鳥羽ラインに向かうトンネルを抜ければ、安土桃山文化村へ行くことは出来るが、トンネル結構長いです。



地震が来た後、余震もあるであろう中、このトンネルを駆け抜ける勇気があるか?
そもそも、トンネルは崩落していないか?崩落しそうでないか?コンクリート片が落ちてこないか?という不安満載です。

そして、おそらく二見地区では一番安全と思われる、安土桃山文化村。
トンネルを抜けないで、行く方向は三津地区を通っていきます。
JRの踏切を抜けて、三津の町中を…。



昔ながらのおうちもあって、塀の高いところも…。この塀って災害後は倒れていそう…。
電柱も倒れているかも…。

 

まともな道としては、通れないおそれがあります。
また、平坦な道を結構長い距離歩かなくてはいけないので、津波が来ると言われているところをこの道を行くのは、とても不安を感じるかも…。
また、安土桃山文化村へ向かっている方向には、五十鈴川があり、そこも津波が遡上してこないか?という心配があります。
そんなことを思いながら、下見。

念のため、今回の避難場所としては指定されてはいないけれど、音無山も散策。


音無山は、100メートルほどの山で、遊歩道も整備されています。
高さも相当高いです。



イノシシが鼻でフゴフゴした跡がたくさんありました
 

そして、ここから二見シーパラダイス方面である江地区、安土桃山文化村、三津地区など、いろんな方面へつながっていることが、子どもの頃から音無山を遊び場にしていたパートナー談で知っている。


この道が安土桃山文化村へ続くのかな?


こちらは、江につながるはず。




ので、ここが一番いいような気がするけれど…。
ただ、山が崩れるかもという心配があるんですよね。




でも、こうして逃げる場所をきちんと把握していて
・陸地に被害がなかった場合はこの経路で避難
・津波まで時間がない場合は、ここへ
・車いすの人が一緒の場合は、あそこへ
などと、いろんあパターンを考えておいて、いざということが来た場合は、すぐに身体が動くようにしておかないといけないですね。
なによりも、「迷う」ことが時間をとったり、誤った判断をしてしまうことになりそうですからね。


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