本日、日曜日の朝から、伊勢市役所へ。
いつもお世話になっているMさんが、音声案内アプリ「ナビレンズ」の実証実験をするというので、見に行ってきました。
この「ナビレンズ」、事前に登録したナビコード(黒、青、黄、ピンクからなる四角形の図柄)と、それを取り込むアプリのこと。
情報は6000文字も入るので、多くは、美術館や博物館などでも活用されています。
自分の持ち物などにも貼り付けて、いろんな使い方ができるそうですよ。
これまでのQRコードより、感度が良く、かなり離れていても、スマホのカメラがチラ見(イメージ)しただけでも取り込んで、読み上げてくれるのです。
日本には2020年より導入事例はあるのですが、開発されたスペインでは5年も前から、さまざな形で広まっているそうです。
私も、2年ほど前からこの存在は知ってはいたのですが、使うのは、本日は初めて。
楽しみにやってきました。
現場には、視覚障がい者の皆さんが、5人ほどと、ガイドの方や朗読会の方など、視覚障がい者支援の方々。
そして、市役所の方や、マスコミの方、そして、ツアーセンターからは、副理事長と千枝さんと私の三名で伺いました。
早速、アプリをダウンロードして、スマホを胸のあたりに掲げながら歩くだけで、そこにチラッと視野に入るコードをどんどん読み上げていく。実に感度がいい。
今回は、市役所に訪れた視覚障がい者が、ナビレンズを使って一人で障がい福祉課の窓口まで行けるか?という実証実験。
みんなそれぞれ、試してみました。
私たちも…。
実証実験後は、みんなで意見交換し、いろんな課題が抽出されました。
私たちからも
・自販機にコードを付けて、販売されている商品名を上から順に読み上げてくれたら、これまでロシアンルーレットのようなジュース購入も避けられる。
・管理側で文字を入れられるので、レストランや食堂のメニュー、本日の日替わりなどを更新しながら案内ができる。点字メニューに頼らなくてもいいし、同行者に厳選されたメニューだけ読み上げられることもなくなる。
・宅配サービスや購入したお弁当の蓋にコードを付けて、お弁当の中身をクロックポジションで説明してくれたら、お弁当を食べる楽しみも倍増。
・トイレの入り口にトイレの間取りや配置を説明するコードを付けたら、多機能トイレがないときの異性介助に助かる。
・あとなんか災害時に活用できる方法があればと思います。これは緊急の時というより、避難所で役立ちそうな気がします。
・もちろん、観光にもいろんな形で取り込めたらいいな~、と妄想は膨らむばかり。
今回の実証実験はナビゲーションとして行いましたが、どちらかというと情報とし手の活用での方が普及しそうです。
美術館や博物館などなら、視覚障がい者に限らず、一般の人でも、欲しい情報が取れるわけなので、みんなに嬉しいサービスとなりますね。
今後ますます進化するIT、恩恵を受ける人たちが増えるといいな。
いつもお世話になっているMさんが、音声案内アプリ「ナビレンズ」の実証実験をするというので、見に行ってきました。
この「ナビレンズ」、事前に登録したナビコード(黒、青、黄、ピンクからなる四角形の図柄)と、それを取り込むアプリのこと。
情報は6000文字も入るので、多くは、美術館や博物館などでも活用されています。
自分の持ち物などにも貼り付けて、いろんな使い方ができるそうですよ。
これまでのQRコードより、感度が良く、かなり離れていても、スマホのカメラがチラ見(イメージ)しただけでも取り込んで、読み上げてくれるのです。
日本には2020年より導入事例はあるのですが、開発されたスペインでは5年も前から、さまざな形で広まっているそうです。
私も、2年ほど前からこの存在は知ってはいたのですが、使うのは、本日は初めて。
楽しみにやってきました。
現場には、視覚障がい者の皆さんが、5人ほどと、ガイドの方や朗読会の方など、視覚障がい者支援の方々。
そして、市役所の方や、マスコミの方、そして、ツアーセンターからは、副理事長と千枝さんと私の三名で伺いました。
早速、アプリをダウンロードして、スマホを胸のあたりに掲げながら歩くだけで、そこにチラッと視野に入るコードをどんどん読み上げていく。実に感度がいい。
今回は、市役所に訪れた視覚障がい者が、ナビレンズを使って一人で障がい福祉課の窓口まで行けるか?という実証実験。
みんなそれぞれ、試してみました。
私たちも…。
実証実験後は、みんなで意見交換し、いろんな課題が抽出されました。
私たちからも
・自販機にコードを付けて、販売されている商品名を上から順に読み上げてくれたら、これまでロシアンルーレットのようなジュース購入も避けられる。
・管理側で文字を入れられるので、レストランや食堂のメニュー、本日の日替わりなどを更新しながら案内ができる。点字メニューに頼らなくてもいいし、同行者に厳選されたメニューだけ読み上げられることもなくなる。
・宅配サービスや購入したお弁当の蓋にコードを付けて、お弁当の中身をクロックポジションで説明してくれたら、お弁当を食べる楽しみも倍増。
・トイレの入り口にトイレの間取りや配置を説明するコードを付けたら、多機能トイレがないときの異性介助に助かる。
・あとなんか災害時に活用できる方法があればと思います。これは緊急の時というより、避難所で役立ちそうな気がします。
・もちろん、観光にもいろんな形で取り込めたらいいな~、と妄想は膨らむばかり。
今回の実証実験はナビゲーションとして行いましたが、どちらかというと情報とし手の活用での方が普及しそうです。
美術館や博物館などなら、視覚障がい者に限らず、一般の人でも、欲しい情報が取れるわけなので、みんなに嬉しいサービスとなりますね。
今後ますます進化するIT、恩恵を受ける人たちが増えるといいな。