古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

12月は片付けと大掃除の月です。

2009年12月01日 04時12分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 12月は片付けと掃除の月です。畑も片付けに掛かりました。きのうはまず燃やしました。小豆の木は小枝のようです。乾いているとよく燃えます。ナスビやオクラの木も燃える竹の上に置くと乾いて燃えます。大豆の木や落花生の葉はよく燃えます。問題はサツマイモのツルです。
 毎年困るサツマイモのツルの処理について、去年家庭菜園の本を読んだらこんなことが書いてありました。「押し切りで5センチくらいに切り刻み、畝に梳き込むといい堆肥になる」
 そうか。なかなかよさそうだ。早速やってみよう。
 写真は、去年ベンチに押し切りを置いてツルを切ったときの写真です。6畝分のツルを山のように引きずってきて、延々と切り刻んでいきました。朝から夕方まで二人交代で休みを取りながらやったのを思い出します。
 できたツルの山にクヌギの葉を混ぜ込み、シートを掛けておきました。春にサツマイモの畝をつくるときに一輪車で何杯も運んで梳き込みましたが、あまり土がまとまらず、いい感じになりませんでした。
大豆畑トラストでみんなでサツマイモをつくっていたときから、ツルの処理には困っていましたから、読んだときは「いい方法だ!」と思ったのですがやってみるとしんどい。おもしろくない。たのしくない。
 今年は押し切りで切り刻もうとははじめから思いませんでした。もうあんなことはしたくない気持ちでした。そこで燃やすことにしましたが、なかなか燃えません。もうしばらく地面に広げて干しておきます。
 家庭菜園をやってわからないことがあると本を読みます。いろんな人がいろんな本を書いています。著者は「人に聞いたり自分でやってみたりして、このやり方がいいと思い込んでいること」を書いています。でも同じことは書いてありません。本もそれでは売れないだろうし。そんな他人の思い込みの十字路に立たされたら、自分で判断するしかありません。判断の基準は「なんとなくよさそうだ。おもしろそうだ。たのしそうだ」がいい、とぼくは思い込んでいます。失敗してもたかが野菜づくりじゃありませんか。
 
コメント
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