古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

黒豆を脱粒しました。

2009年12月26日 23時44分16秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 冬至の日は晴れていましたが寒い一日でした。しかし黒豆は収穫しないと正月料理に間に合いません。ということで黒大豆を脱粒しました。写真手前に薪のサイズに切った竹を燃やしているのですが、わかりにくいですね。寒くて風もあったのですが、火が燃えているというだけで気持ちはあったかでした。
 黒大豆はふつうの大豆とちがい、パリパリに乾いてもサヤがはじけません。ビンで叩いてはじめて黒豆がこぼれます。つまりどのサヤにも打つ力を加えないといけません。ふつうの大豆の脱粒に比べてビンで叩く回数が多くなります。
 朝は霜が降りていたので日の高くなる10時から脱粒にかかりました。それでも4時には大まかな収穫作業を完了。家で体重計で量ってみたら10キロほど。虫食いやしわの多い豆、生乾きの豆を除いて8キロ余と去年より多くの黒大豆を収穫できました。少し作付け面積が増えたこと、枝豆として食べる量を加減したこと、苗を移植して50センチ間隔に一本で植えたことなどがプラスに働いたのでしょうか。
 次の日は雨の降る中をナメラ商店街に出掛けました。新聞に歳末大売出しの折込広告が入っていたのです。三木市に移住して三年になりますが、この商店街の折込広告を見たのははじめてです。
 ナメラ商店街のことはこのブログで紹介したことがあります。映画『千と千尋の神隠し』の冒頭に出てくる無人の食堂街をどこまでも歩いてゆくとこのナメラ商店街につながる。そんな空気感をもつ街です。
 ナメラ商店街を端から端まで歩きました。ところどころ店は開いていました。大売出しをしている証拠にのぼりも立っていました。しかし300メートルの商店街を通り抜ける間に店番の年配の女性以外の人間を見かけることはありませんでした。
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