古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

大将軍神社 ⇒ 八幡神社(厄神) ⇒ 直会 ⇒ 餅撒き

2011年01月16日 20時47分15秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 今日16日は大将軍神社の月例祭の日です。ここに移住してから体験したことのないほど冷え込む日でしたが、散歩のかわりに軽トラに乗って二人でお参りしました。ここは月例祭の日に、12円、120円、1200円 …… を生れ年・干支・性別・年齢を書いた封筒に入れてお参りすることになっています。それを聞いて去年11月にお参りしてから二度目です。
 寒い日でしたが新年だったのでお参りした人は少なくありませんでした。当番の人はお気の毒に、寒い神社の建物の中と鳥居の前で待機しておられます。火を焚いておられましたが、かなり大きな炎の焚き火にあたっても、風が強く背中は寒く当番の方は大変だと思いました。
 細川町を軽トラでドライブして11時に八幡神社にお参りしました。うちの村の鎮守社・八幡神社は厄神さんということで16日・日曜日に神主さんに来ていただいてお祭りをしたのです。厄神祭は18・19・20日ですがうちの村では直前の日曜日にしますので、今年は二つの祭りが重なりました。写真は村の人たちが並んでお払いを受けているところです。
 神事のあとは公民館に場所を移して『直会』です。<直会(なおらい)= 神事の後、お神酒・神饌をおろしていただく酒宴> ぼくは軽トラで家に帰り、歩いて公民館の直会に参加しました。当番の方たちがつくったおでんとお酒で、話が盛り上がっています。
 来年の1月14日は土曜日だから、『東中』の《とんど》は老人会でなく村主催にして回覧板をまわし、老人会がお世話するかたちにしよう、とかゼンザイをふるまえばもっと人が寄るとか、お餅をついて『へそ餅』にして食べてもらおう、とか子ども会に話して子どもの参加を予約しておかないと貴重な小学生を確保できない、とかいろいろ意見が出ました。
 そのとき「正月の注連飾りもしない家が増えてきた」と嘆いている人がありました。新聞折込みの門松の紙を一枚貼ってすませる家がある。もっとちゃんと正月を祝ってもらわんと……。たしかにその通りです。
 きのうの《とんど》では、便所の注連飾りは横に分けておき、別の火でとんどしました。そんなことも、とんどの火で焼いたへそ餅は雷の鳴るときに食べることも、もうほとんど伝承されなくなっています。最後の餅撒きは午後一時からで、子どもの参加は五人でした。73歳のぼくでも餅を18個拾いました。敏しょうな子どもたちは買物袋に重いほど拾っていました。
 こんな行事が一年でも長くつづきますようにと願うばかりです。
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