ホームセンターで見つけて道子さんが買ってきました。孫たちは空気を吹き込んで畑にもってきましたがあまり関心はなさそうです。でも道子さんは虎の威を借りてなんとかスイカやトマトをカラスなどから守ろうと苦心しています。ピンクタイガーの足もとにはスイカが実りつつあります。
移植した黒大豆と(白)大豆はどちらも全部活着しました。でも「新芽の枯れた苗は植え替えよう」と見てまわりました。茎を食いちぎられて苗がなくなっている大豆が二本あります。苗の根元をていねいに掘っていくと犯人の夜盗虫が出てきました。200本超のうちで植え替えた苗は三本でした。黒豆は新芽のあやしい苗を二本植え替えました。
作業を終えて畑の作物を見まわりながら「草の勢いの一番盛んなこの時季に、これだけきれいにできたら立派なものだ」と自分で感心しました。そんなふうに自分でひそかに感心して、自分を励まして生きるのも、年寄りには大切な「しあわせに生きる術」です。