17日(日曜日)は、同じ口吉川町内の善祥寺でハスの祭りがありましたが、畑仕事が忙しくて行けませんでした。でも三年前に善祥寺でいただいた『天上漣』が今年はつぼみをつけました。そのつぼみを入れて、我が母・妙子さんの写真を撮りました。
妙子さんは98歳になるので、この世には知人がほとんど居残っていません。それでもいくらかの文学仲間や子らや兄弟に暑中見舞いを出そうと思いつき、写真を撮ったというわけです。写真と文を入れたはがきに、「暑いですね」とか「お元気でね」とか一言自筆で書くといいよ、とすすめたのですが、「メンドクサイ!」ということで印刷しただけの暑中見舞いを出しました。
書くことが好きで、まわりに気を配る人だったのに、いまでは自分のことしか考えません。「あー、年をとると自分のことしか見えなくなるんだなー」と〝老い"の参考になります。それでも98歳になるいまも自分で食事をとり、自分で便所に行き、身辺自立ができているのはありがたいことです。
なおハスの一輪だけのつぼみは、台風の最中に咲いてしまい、いい写真が撮れませんでした。