古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

本棚を整理しました。

2021年04月04日 20時56分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は雨です。外の仕事ができない。ずーっと思っていた「本棚の整理」をしよう。
 いま午後7時になります。朝から一日かけて、本棚を整理しました。10年間あれこれやった「老人会の文書」(会計報告/案内状/レジュメ/市への報告書/写真/領収書つづり/会員名簿)をファイルにまとめることができました。
 数年前から「整理しよう」と思っていた仕事をやり終えた満足感で、パソコンに向かっています。
 老人クラブはもう休部した。すでに会計処理もすませた。しばらく休部するのだから「あとは野となれ山となれ」でいい。しかし「ぼくの老人会愛」というか、活動を再開するときに便利なように資料をきちんと整理して渡したい。それがずっと気にかかっていました。
 この村に住みついたのは2006年12月でした。あれから15年になります。老人会の付き合いに加えてもらい、畑を借りることができました。我が家に来てもらってお茶することができました。村に親しい人ができ、あいさつする人が増え、老人会の行事をしようとして、相談/会話/の輪がひろがり、付き合いが深まりました。
 なるべくなら休部でないほうがいい。仕方なく休部するとしても、なるべくはやく活動を再開してほしい。再開の役に立つなら資料整理をがんばってみよう。
 思ったよりすんなりできました。ホッとしています。
 
 
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戦争のことを思うとやりきれない。

2021年04月04日 02時59分32秒 | 古希からの田舎暮らし
『「テロとの戦い」を疑え』〈紛争地域からの最新情報〉西谷文相(2017年・かもがわ出版)という本を読みました。引用してみます。


 なぜ戦争が起こるのだろうか。  …… 中略 …… ここに一つの島がある。この島がA国とB国のほぼ中間に位置している。だからこの島の領有権をめぐってA国とB国が戦争を始める。と「解説」する人がいる。  中略
 なんのために外交があるのか? 話し合いで決着するのが21世紀に生きる私たちの責任であるし、話し合いで解決できなければ、当面、この島は「どちらのものでもない」、つまり保留にしておけば済む話だ。戦争などする必要は全くない。
 では戦争はなぜ起こるのか?
 それはズバリ「戦争が儲かるから」。
 世界には「戦争で儲けたい勢力」がいて、その勢力が「宗教」や「領土」といった口実を使って戦争を正当化していく。戦争の本質は「金儲け」だ。ミサイルや戦車、戦闘機は世界中が平和になったら、売れない。世界のどこかで紛争が続いてくれたら …… 。悲惨なテロが起きて、世論が「テロとの戦い」を支持してくれたら …… 。あるいは北朝鮮などの国がミサイルを数発打ち上げてくれたら。核兵器、軍艦、ミサイル防衛システムなどなどで商売が可能なのだ。


 第二次世界大戦で負けてから、曲りなりにも日本は戦争しないでやってきたました。しかし世界のどこかではずっと戦争が続いています。そして日本も巻き込まれそうになります。税金を使って大儲けできる戦争を手放したくない。
 70年超まえの、日本のあの戦争は、新聞やラジオが「あおりたて」ました。報道にのせられた国民は、ひどい目にあいました。いまもテレビは「対立」を報道して、「あおろう」としています。
 技術や機械は進化しますが、人間は50年や100年では進化しませんね。
 仕方がないのか。





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