不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

秋の一日、音楽を聞きながら……。

2009年10月20日 02時27分56秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは基礎工事を完了して、パントリーの床をつくるつもりでした。しかし朝食後に車で散歩に出掛け、思わぬ時間を食ってしまいました。まず9時に郵便局に行き、それから吉川町まで足をのばして、未知の谷に入って行きました。左右の山が次第に迫ってきて谷の幅が細くなります。藁屋根の家がいくつか見え、田舎らしい雰囲気がなんともいい。稲刈りの済んでいない田があちこちにあります。
 このあたりは酒米の『山田錦』の作付けが全国一で、今頃稲刈りをします。山田錦をつくる田んぼは泥が深く、コンバインで刈ったあとは大きくえぐれています。稲の根は一メートルくらい下に伸びます。そして自家用のヒノヒカリの稲刈りはそのあとになります。だから村人に出会ったら「稲刈りは済みましたか」が時候のあいさつです。
 車を道路脇の空き地に置き、車道をそれて農道を登ってみました。数枚の田んぼで行き止まりです。口吉川町ではどの谷を登ってもため池に行き着きますが、ここはそれもありません。カブに乗って村人らしい人が追いかけるように登ってきました。なにもない道に知らない二人が入っていったのが気になったようです。
 六十代くらいのおばさんは、吉川町湯谷のの説明をしてくれました。それから家の認知症のおばあさんの介護、村の歴史、昔の農作業の苦労話など三十分ほど立ち話をして帰ってきました。
 写真は小屋の棚に置いたステレオです。新しくステレオを買ったので、小屋でも音楽を聴けるように古いステレオを置いたのです。まだカセットデッキを使っています。自分で寄せ集めたイージーリスニングのクラシック音楽のテープを聴きながら大工仕事をします。
 午後は小屋で大工仕事をしました。9センチ角の柱にノミで切り込みを入れます。ずーっとむかし、子どもだった頃、建ちかけの家から一日中聞えてきた大工さんのノミを打つ音を思い出します。
 かくして今日の日は暮れ、明日もかくあれと眠りにつき、夜中に目覚めてブログ中です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大工仕事ができるしあわせ | トップ | イチゴ畑の畝をつくりました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

古希からの田舎暮らし 80歳から」カテゴリの最新記事