古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

人生には思わぬことがある。

2024年12月30日 17時42分43秒 | 古希からの田舎暮らし
 今朝、朝ごはんを食べていて、ふと思いついて道子さんに言いました。
「年が明けたら篠山に行こうか」 「ええ、行きましょ。やっぱり『ポン!』した〈黒豆ご飯〉は香ばしくておいしい」。
 実は12月2日に篠山に行きました。宇土観音のイチョウは見事でした。でも一番のねらいは『ポン』した黒豆を買う」ことでした。あれを〈黒豆ご飯〉にすると、香ばしくてうまい。あのご飯なら何度でもつくりたい。
 ところがポンした黒豆も新豆も、出口商店やお隣の店に売ってありませんでした。〈黒豆の館〉をたずねたら、ちょうど〈ポンする業者の若者〉が来ていて「ポンしてあげるから黒豆もって新年においで」と言われました。
 それで「篠山に行こう」という話になったのです。
 さて、今日の仕事は「門松の竹」を伐ることです。ノコギリを持って山のほうに行きました。

 玄関先の竹藪を見ると、木の葉は落ちています。竹は花が咲いて、葉が落ちて、枯れてしまっています。暗い竹藪が明るい。青い竹はありません。もうちょおと奥のほうに行ってみました。100メートルほど奥に行ってみましたが、ここも竹が枯れています。

 葉っぱのついた青い竹はありません。ずーっと奥のほうに行って、蛇ガ池のイノシシ柵を開けたところから「青い竹」です。竹の根は続いているはずですが、ここから奥の竹は枯れていません。

 門松用の竹ができました。午後はお昼寝。
 チャイムが鳴ったので、出てみるとお客さん。今田中学に勤めていたとき(1996年頃)の同僚の方が訪ねてこられました。「流感だから玄関先で失礼する」とマスク姿で、袋を渡してくださいました。篠山の黒豆に〈地区の名前を冠する特別な産地〉が二つ(川北・波部)あるのですが、その地で黒豆を作っておられます。その方が「ポンした黒豆」を持ってきてくださったのです。ふつう売ってあるのは300グラムほどの袋ですが、どっさり1,3キロ。長い人生にはこんなうれしいことがあるのですね。ちょっとつまみ食いしてみると実にうまい。年明けから〈黒豆ご飯〉をたっぷりいただきます。
 

  
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