104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ここがヘンだよ黒歴史

2006年02月08日 16時55分55秒 | G
 Gのネタも一貫性が無く進んでいますが、今回は「ココがヘンだよ黒歴史」と称しまして、Gシリーズの中で個人的な疑問点を考察してみようという、如何にも行き当たりばったりな企画をお送りします。よろしければお付き合いください。



○Wゼロvsエピオンの不思議
 「ガンダムW」で物語もクライマックスに近づいた頃、主役機のWガンダムゼロとライバル機のガンダムエピオンがサーベルで戦うシーンが何度かあります。
 エピオンと言えば、「この機体に乗るものは勝者になってはいけない」というトレーズ閣下の素晴らしい理念の下、射撃武器は装備されておりません。その代わりに、ごっついビームソードを有しています。どのくらいの威力かと言うと、OZの宇宙要塞バルジを真っ二つに切り裂いてしまえるほどの威力があります。それにWゼロは普通のビームサーベルで対抗していました。

 はい、ここで思い出してください。0083でGP-01フルバーニアンとGP-02がソロモンで戦った際、GP-02はサーベルの出力を上げてフルバーニアンを圧倒しました。この2機は兄弟機ともいえる機体で、固定装備のバルカンとサーベルはほぼ同じものと考えていいでしょう。

 が、ことWでは、エピオンの明らかにごっついビームソードと、Wゼロの量産機に毛が生えた程度のビームサーベルがまともに切り結んでいます。これは明らかにおかしいと思うのは私だけでしょうか・・・?



○ACのガンダムの不思議
 またもや「W」からの疑問です。ガンダムW放映開始時には個性的な5体のガンダムが出てきます。バランスが取れ、バードモードに変形も出来るウィングガンダム。ジャミングシステムと巨大な鎌を持つガンダムデスサイズ。全身を火器で武装したガンダムヘビーアームズ。随一のパワーを誇り、あらゆる地形で真価を発揮するガンダムサンドロック。高い汎用性と戦闘力を有するシェンロンガンダムの5体です。数が多いのは構いません。問題は「ほとんどが接近戦向けの機体」ということです。

 この中でウィングとヘビーアームズ以外は主武装が格闘武器です。さて、ファーストガンダムを思い出してみてください。戦争終盤、ジオンの新たな量産機の候補としてギャンとゲルググがありました。接近戦に優れたギャンと、ビームライフルを標準装備したゲルググ。最終的にはゲルググが量産されることになりました。戦闘においては格闘戦を仕掛けるよりも、砲撃戦に徹した方が有利であることは明白ですね。

 さて、Wに出てくるガンダムで射撃武器を主武装にしている機体はウィングとヘビーアームズのみです。他の3機は危険を冒すことを分かっていながら、何ゆえ格闘武器を装備させるのか? サンドロックには一応ミサイルが付いてますが、弾数は多くないはずです。まぁシェンロンはアルトロンに改修された際にビームキャノンが、サンドロックは宇宙用に改修された際にビームマシンガンを装備することになりました。やはり飛び道具がないとしんどいと悟ったのでしょう。が、デスサイズはバスターシールドが一発のみ、デスサイズヘルになってからマシンキャノンも外されました。ビームサイズ(鎌)を二枚刃にするぐらいなら、キャノンの一つでも付けてやった方がいいのではなかろうか? まぁ、オペレーションメテオ遂行時にOZがビルゴ(ほとんどの射撃武器は通じない)を量産することが分かっていて、それで敢えて格闘戦に向いた機体を作ったというのならそれは凄いことですが・・・。



○大気圏突入の不思議
 「ガンダムW エンドレスワルツ」のクライマックス近く、ガンダムデスサイズヘルカスタムガンダムサンドロックカスタム、そしてガンダムヘビーアームズカスタムが廃棄衛星から地球の大気圏へ突入するシーンがあります。地上ではトールギスⅢとトーラスが大量のサーペントを相手に戦っております。これからそこへ援軍に出ようという、非常に見せ場になるシーンですね。何故キッチリと戦場に着地できたかというのはこの際目をつぶります。が、バリュートやフライングアーマー、ビームシールドなどの装備もなしに大気圏に突入するのは如何なものか?

 さて、Ζガンダムを思い出してください。エゥーゴは連邦の本部であるジャブローを奇襲するために大気圏へ突入します。この時、各MSはバリュートパックを装備しています。カミーユのMk-Ⅱはフライングアーマーで代用してますね。これらの装備無くして大気圏に突入しようものなら摩擦熱で燃え尽きてしまいます。「アメリアー!」(カクリコン)状態になります。ファーストの初期にも同じことがありました。

 が、エンドレスワルツではこれらを装備している形跡はありません。百歩譲って、デスサイズヘルカスタムのアクティブクローク(一種の盾)と、サンドロックカスタムのマントは大気圏突入に耐えうる装備だという設定があります。が、ヘビーアームズカスタムはすっぴんです。機体一つで突入してます。装甲の下には何百発何千発のミサイルや弾薬を抱えてるというのに。全身爆装状態なのに、傷一つ無く戦場に到達したヘビーアームズカスタム。ある意味最強のガンダムなのかもしれません。 



○シャクティの不思議
 「Vガンダム」の表向きのヒロインであるシャクティ・カリン(真のヒロインはカテジナさん)。彼女はシリーズ初の黒人ヒロインです。母親はザンスカール帝国の女王でもあるマリア・ピア・アーモニア。白人です。叔父に当たるクロノクル・アシャーも白人です。何故、彼女の肌は黒いのか?(→参照

 これは小説版で記述があります。マリアは女王になる前は娼婦をやっていたそうです。その時に取った客の1人が黒人の因子を持っていたんですね。それで生まれたのがシャクティと。富野監督が何ゆえこんなややこしい設定を付けるのか、疑問に思うのは私だけでしょうか?
 


 最近、ネタ出しに苦労してるので、苦しい時のG頼みを使わせてもらいました。まだいくつかあるので、気が向いたら更新します。



 にしても、W系はガンプラ画像しかないな~・・・。


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