川島止めた!止めた!外させた/アジア杯(日刊スポーツ) - goo ニュース
息も止まらぬ 電撃シュート Try Attack!(Try Attack!)
お見舞いするぜ Welcome(さぁさぁさぁさぁ!)
鉄のボディーと 鍛えた技が Get on!(Get on!)
炸裂するぜ スキルを上げろ
恐れを知らない Burning Soul
そうLet's Try(Be Fight) どんなピンチでも
涙を見せないIron Heart
そうLet's Fly(Be Wild)前だけ見つめて
進め、さぁ進め 目指せ真の勝利
向かい風の中で 自分の限界を越えろ
V・I・C・T・O・R・Y
3,2,1,0 Never Give Up Oh Yeah!!
さてさて、昨夜はAFCアジアカップの準決勝、
韓国戦が開催されました。結果は各所で報じられてる通り2-2(PK3-0)で日本が決勝進出。しかし、ホントに心臓に悪かった(笑)。そして、120分で勝てた試合でした。
立ち上がりは不気味なほど韓国が大人しく、日本のペース。危うい場面もありましたが前半を通して日本が主導権を握っていたと思います。しかし、先制は韓国。パクチソンへの今野のチェックがまさかのPK扱い。主審はサウジ人でしたので非常にイヤなムードでした。とりあえず「倒れたら笛を鳴らす」人でしたからね。
0-1と先制されて暗雲立ち込める中、前半36分に本田が基点となりオーバーラップしてきた長友へパス。長友が切り込み中で待つ前田に渡し、そのままゴール。欧州フリークの方々には申し訳ないですが、このゴールは欧州トップリーグの試合でも数節に1度あるかないかの完璧な崩し方だと思います。ただ、香川がボールを持ってからの判断が非常に遅かったのが気になりました。押してたとは言えタイスコア、勝負して良い状況ではなかったはずです。そのまま1-1で前半終了。
後半に入り、パフォーマンスの落ちてきた日本に対し、韓国は攻勢に。いつもは韓国が先にガス欠するのですが、今回は日本が先に悲鳴を上げることに。ってゆ~か、韓国は元々後半に絞っていたのやもしれません。PKはホントのラッキー。日本はやはり不安定さが心配される守備陣が後手後手に回る展開。さすがに見てて辛かったです。中澤&闘莉王、そして阿部の偉大さを再確認できました。ゴール正面でFK何度与えてんだよ。しかし、ゴールは許さずそのまま延長へ。
延長開始するも両国ともバテバテ。日本は電池切れのない岡崎&長友、それに途中出場の細貝が動き回りますが、主審の笛でブツ切りされる始末。そんな中、岡崎が倒されてPK獲得。PA手前だったような感じでしたが、前半のPKの帳尻合わせも込めてるんじゃないでしょうか? 本田が蹴り、一度は弾かれるも最高列から細貝が詰めてゴール。色んな意見はあるでしょうが、ゴールは認められました。ただ、そこからが酷かった。
前田に代えて伊野波を投入し、5バックにしたザック。さらにアンカー的な存在で細貝。セリエでは有効でしょうが、日本にはまだ浸透してなかったようで、逆に1人1人のスペースが狭くなり過ぎて動きづらかったようにも見えました。ってゆ~か、「退いて守る」でホントにPA内で待ち構えてちゃダメでしょうよ。5人もいるんだから、突破されたら誰かが突っ込んで、空いたスペースを他がカバーするって感じじゃないと。対する韓国はロングボールを多用し、パワープレーに。そして悲劇の延長後半ロスタイム。韓国のFKからゴール前の混戦→結局同点ゴールを決められるって流れでした。ここでも守備陣の不安が的中です。その前に本田と長友がせっかく鬼キープタイムを作ったのに・・・・・・。
その後はPK戦に突入。カタール戦でやらかした川島がまさかの神島展開に。3人目の長友が外すというアクシデントはあったものの、28歳の誕生日だった今野がしっかりと決めて日本が決勝へ進みました。
記録上は引き分けですが、PK戦を制した日本が決勝進出。しかも復活の川島というおまけ付き。ただ、主審の傾向を見極めて前半のような戦いを後半も続けていれば120分、いや90分で勝てた試合だったと思います。まぁ、見てる方はスリリングでしたけどね。ドラマティックという点において、今回のアジアカップはW杯を越えてます。劣勢 → 絶望 → 逆転、しかも日替わりヒーロー。オーバーな表現やもしれませんが、「イスタンブールの奇跡」クラスの展開を連発しています。漫画みたいな展開ですからね。おまけに決勝の相手であるオージーはウズベクに6-0の圧勝。これも漫画(ジャンプ系)みたいな展開。決戦は土曜日。コンフェデ出場権はもう目の前です。しっかりと勝って、アジア王者としてコパに乗り込んでもらいたいものです。
しかしながら、何が驚いたかって、試合終了後にJAM Projectの「VICTORY」が流れたってことですよ。Aメロ入ったぐらいで切れましたけど、アジアカップのカタールのドーハで、しかも日本が勝利した直後に。タイミングを見計らっていたとしか思えませんが、なぜJAMなんでしょう? AFCが用意したのかカタールが用意したのか? まぁ、中途半端なJポップや日本の歌謡曲流すよりも断然マッチしてましたけどね。JAMメンバー(特に影山ヒロノブ)は世界じゃ日本のどのアーティストよりも歌唱力も集客力ありますから。それだけの実力もありますし。