昨夜は大阪は長居のキンチョウスタジアムにJ1の試合を見に行ってきました。キンチョウスタジアムってことで、セレッソ大阪です。対するはモンテディオ山形。今シーズンの順位では11位と16位ですが、この数字以上の結果となりました。
16時頃に長居に下り立ち、一路キンチョウスタジアムへ。代表戦も行われる長居競技場の横にある、サッカー専用スタジアムのキンチョウの方へ。3連休初日ってこともあり、お客さんはかなりの数でしたね。まぁ八割方セレッソサポですが、山形サポも結構見受けられました。
何でか高校の吹奏楽部の演奏があり、聞き覚えのある曲が・・・なんで「大阪LOVERS」? 後から判明しましたが、どうやら大阪学芸高校がコラボしてたとのこと。なるほどね。
とりあえず、サッカーを観に来たからにはスタジアムグルメ、通称スタ飯です。長居といえば「ホルモン丼」、これをいただかなくては!
見た目は少ないかなと思いますが、ホルモンのコリコリした食感と、タレが織り成すハーモニーが絶妙でした。この他、セレッソのスポンサーにニッポンハムがありまして、ロングのシャウエッセンを丸々1本使ったセレッソドッグも外せません。両方とも大変美味しゅうございました。
キックオフまで1時間以上ありましたが、早速スタジアムへ。バックスタンドのセンターサークル付近高めという最高のポジションでしたね。TVとは左右逆になりますが、常に全体を見渡せます。
すぐ隣のマンションでも横断幕が(笑)。
ゴール裏の応援団も熱が入ってました。
そんなこんなでキックオフ。セレッソといえば今ノリに乗っている清武ですが、先日のマレーシア戦で足を痛めたため今日はベンチ外。しかし、元日本代表の播戸さんやドイツW杯日本代表のモニこと茂庭、U-22代表の扇原や韓国代表のキム・ボギョンやキム・ジンヒョンなどは健在。「破壊の鉄球とお鍋のフタ」と言われるほど攻撃に特化したチームですが、この日も速いパス回しからゴールを狙います。対する山形は堅守が特徴。J1に残留して3季目となる今年も低空飛行。現在は降格圏ですが、侮れない相手です。
そんなこんなであっ前半が半分過ぎ去りました。中々得点が決まらないという時にファビオ・ロペスの抜け出しからセンタリング、それを播戸さんが受けて先制ゴール。あまりにキレイなゴールでしたので、思わず周りと一緒に立ちあがりコールしていました。いや~、これこそスタジアムの醍醐味。そのすぐ後にもCKからDF藤本が押し込み追加点。あっという間の2-0です。得点シーンが見れて良かった。山形も良いシーンが何度かありましたが、ゴールはならず。そのままの勢いで前半終了。
後半開始直後、キム・ボギョンのFKから混戦の内に山形のゴールネットが揺れました。会場では藤本のゴールとなっていましたが、公式には酒本のゴールになったようです。ほとんどボギョンのゴールなんですけどね。その3分後にはワンツーで抜け出した扇原が4点目を決めます。もうね、テンションは最高潮でした。11位と16位の試合とは思えません。
対する山形も船山や下村の惜しいシュートはいくつかありましたけど、セレッソGKキム・ジンヒョンのナイスセーブに阻まれます。前半に2点、気持ちを切り替えて臨もうとした後半直後にさらに2点の計4点を失えば心も折れそうなもんですけど、山形の選手もサポーターも最後まで全力でプレー&応援していましたね。
セレッソの勢いはまだ止まらず、試合終了直前に山形のクリアを体で止めたファビオ・ロペスがGKと1対1。そのままかわして移籍後の初ゴール。良い選手です。その直後にも交代で入ったセレッソの大竹がペナルティエリア内で倒され、PK獲得、そしてゴール。結局6-0という一方的な勝利になってしまいました。まぁ、6点目は無くても良かったかなと思いますが、J1の中位争いも混戦ですので得失点差が付けれるに越したことはありません。
大勝をおさめたセレッソの選手たち
ファビオ・ロペスとのキレイなコンビネーションで先制点を奪った元日本代表播戸竜二
セレッソ大阪 - Cerezo(さくら)満開
勝利時のみ流れる「Cerezo(さくら)満開」も熱唱しました(笑)。
総括としては、観に行って良かった試合でした。先週末にはヴェルディが7-2をやってましたが、それ以上の結果だったと思います。試合に大勝したのも勿論ですが、試合前に電光ボードに「ようこそ、山形のみなさん」みたいなのが流れた時と、最後まであきらめずに応援していた山形サポにも感動を覚えました。セレッソは今シーズンJでは低迷していますが、ACLでは唯一の日本勢として残っていますので、まだまだ頑張ってもらいたいです。12月のクラブW杯に出れるように。また観に行こう。