10月12日は所属する日野市「まち記者」の、取材学習会が有った。
個々に取材をして、記事をアップしているが、今回は大きな組織を見学し、
それを記事にどうまとめるかを学ぶ学習会も兼ねている。
午後1時 日野市クリーンセンターに集合との連絡で、15分前到着
とは言え、以前見学した時には開けてもらった鉄柵のフェンスは開けられない!!
遠回りをして、細いくねくね道を進み、建物の左側に駐車。
誰も居ないので、伺うと既に講習室へ行っているんじゃない?
階段を上り行ってみるが、広い教室は講師の方が居るだけ。
上の写真の玄関に戻ると、
右側の通路に数名の先輩方が待機中
数分待つと全員揃った。
(事前情報より少し多かった?!)
まずは広い教室の前の方に座り、プロジェクターによる視聴講座
事の始まりは、多摩地域でワーストワンだった日野市のリサイクル率!
ダストボックスを廃止して、戸別収集に変えたのは、2000年10月からだった。
その後プラスティックゴミを減らす必要があり、
第2時ゴミ改革へ
製品プラスチックと包装や容器を一括回収へ
様々な機器も導入し、
資源化を図ってきた。
しかし、ガス容器やリチューム電池など混在して捨てられてきた為、手選別作業が欠かせないという。
その資源ごみとも言うプラスチックは、1m角ほどの大きさに圧縮梱包される。
捨てられたゴミの内容の分析もされているそうで、
鉄やアルミ、ゴムやガラスまでも混入しているらしい。
ちなみに、
不燃ごみの分析は、
30%近い不合格が有るという!!
そして、担当者からの我々の心構えを教わった。
更に、
この頃では、注射針や医療品が廃棄されているとか!?
医療品については私は疎いので、しっかり学習をしなければ!!!
最後に、
講師の方の穏やかで、分かり易い解説があり、私にも少し理解できたかな!?!
事前情報をバッチリ詰め込んで、
クリーンセンター内で実際に分別されている工場「プラスチック類資源化施設」見学です。
最初に大まかな流れ
次いで、
持ち込まれるヤード
今日は未だとても少ない量らしい
この後は、(②と③は実物は見られなかったので写真はありません。)
② プラスチック類ゴミ破袋機で、袋を切り裂き内容物を取り出す。
③ 風力選別機-重いものと軽薄なものとに分離させる。
④ プラスチック類ゴミ手選別コンベア-プラスチック以外のものや、不適合なものを目視で取り去る。
見学し、どうまとめるか賢明に学習中!!?
取り除かれた不適合品
見学コースに向けて置かれている文字パネル
最近の傾向を見学者へ目からも教えてくれる案内板です。
⑤ 製品プラスチック破壊機-運搬や次の作業をしやすい大きさに粉砕する。
自動作業を行う機器も、常時人が確認を続け、もしもの時にはコンベアを止めたり、
指示が出せるよう制御している。
次の見学コーナーは、こちら
資源化出来るプラスチックだけを通し、それ以外は取り去るという非常に骨の折れる作業ライン。 流れが速い!
黄色いロープに触れると、コンベアがストップするという。
安全装置の一種と考えればいいのかな?!
皆さん強力なマスクとゴーグルを付け、前掛け手袋も全員が着用されていた。
テキパキと手と目を動かし、時折不適品を足元の容器に放り込まれていた。
これらは、最近実際に取り除かれた不適物だそうです。
黙々と作業をされる姿に、一同声が出ないほどの驚き!?
⑥ 圧縮包装梱包機-粉砕されたプラスチックを大凡1m角に圧縮梱包をする。
最後に見本のプラスチックごみ、大きさはこのサイズ。
重量は、300kg程にもなるとの説明
ピアノより重いのか、・・・と、ビックリ!
毎日こんなものが数個排出されている。
自然の保護という観点から、人間は知恵を巡らせ、環境を変えない努力が求められている気がした。
これで日野市クリーンセンター内のプラスチック類資源化施設の見学は終了
まち記者講座-02は、小金井市 国分寺市 日野市が共同で運営する浅川清流環境組合の
「可燃ごみ処理施設」を見学します。
10月15日 土曜日は、22,977歩 歩きました。
10月16日 日曜日 午前4時16分
室内温度は、22.4℃ 60%
外気温は、17.3℃ 80%