妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症介護に喜びを覚える事もある

2012-08-12 22:03:08 | 認知症介護

釣り場の日当たりの良いところに群生している野の花。

暑さが戻ったようで 今の時間27℃あります。(21:00)

蒸し暑いです。


PM17:30 施設に妻の面会に行きました。

しばらく雨が降ってないですが 途中から路面が濡れていました。

施設のあたりはかなり降ったようです。

帰宅しても私の辺りは降った跡が全然無かった。


さつき の水遣り また忘れるところだった。

妻が40数年手入れしていた鉢植えの  さつき 一鉢残して全部枯れてしまった。

水遣りを怠ったためです。

残ったこの一鉢 絶対に枯らせない。

3日前の面会

1時間ほど居ましたが一度も目を開かず一度も声を発しなかった。

車椅子に座ったままで 首は 横にも 縦にも 振らず両手も固まっていた。

口だけは動いて おかずは食べたが ご飯は3分の1くらいしか食べなかった。


多分 眠くて食べないのだと思っても 訊いても何も反応を示さないです。

初めてのことだったが 多分 睡魔のせいだと決めて施設を後にした。

今日 施設に到着して対面する前に予想してたこと。

対面して直ぐ 私を認識して暫らくぶりの笑顔で迎えてくれるだろうと

勝手に想像してました。

ホールにテーブルを囲んで利用者さん7名 職員さん2名いました。

妻の正面に立ってみました。

3m位の距離です。

目は開いていました。

私を見つめて少し口を開いて笑顔とはいえないが何か意思を表わした。

表情が見えた。

無表情と はっきり区別がついた。


そばに就いていた職員さんが 旦那さんですよ と声をかけました。

私には聞こえなかったが うん といったのです。

 

私は正面でづっと見つめていたが妻の口の動きから確かに うん と言ったと思う。

声を発したのもこの一言だけだった。

今日の面会。

3日前より 快復 したと思う。

今日の面会で介護にも よろこび を覚えることがあると認めます。