我が家の玄関ドアーには防犯ブザーが付いています
-Warning Buzzer- と、書いてあります。
特養のデイサービスを利用していた時なので 平成17年の今頃の寒い日の午後だった・・・
偶然窓の外を見ると、妻が丸々と詰め込んだ黒いハンドバッグを両手に持って早足で、
東に向かっていくのが見えた
この日は息子が休みで家に居たので 「お母さんがそっちへ歩いて行ったから、捕まえてきてくれ!」
と言って,徘徊に至らなかったです。
この頃、7~8年前小学生に防犯ブザーを持たせていたーー。
これをヒントに玄関ドアーの上部に開けると防犯ブザーのピンが抜けるように取り付けたが、
一度も使うことなく そのままになっていた。
今日試しに ピンを抜いてみるとまだ電池が残っていて 丁度ネズミが大声で泣き叫んでるような
大音量で鳴ったのです。
もし、作動したならば、徘徊どころではなく驚いて部屋の隅にとじこっもてしまう筈だ。
この頃の介護度1~2の頃が懐かしいです。
見守っていれば自分の身の回りのことは出来た。
炊事も出来た。
買い物もできた。
洗濯も出来た。
なによりも会話が出来てコミュニケーションがとれていた。
今は全介助、声は発しない 自分で手に持って何も食べられない。
私を認識できません。
今の状態になって2年になります
アルツハイマー病はいずれここまで進行します