晩秋の悲劇
毎年やって来る避けようのない嫌な時季
ヒマラヤスギの雄花が地上を占拠
黄色い花粉が辺りを埋め尽くす
車も真っ黃っ黃だじ
洗濯物も外へ干せず
足の踏み場のないこのザマ
ちゃっかり乗っかる赤い落ち葉🍂
ちゃっかりスポットライトを浴びヒーローを演じる
イモムシに見えて悲鳴をあげた時もあったわ
花粉が隅っこに集まる
落ちてだいぶ時間が経ち茶色く
弾けてクネクネうねるイモムシ擬態
道の端っこに
早く収まってくれと願う日々
ヒマラヤスギの雄花の花粉 恐るべし
(松本市)