家の中で中型のコメツキムシを見付けた。
探せばいつでも見つかる虫ではない、だから久しぶりの対面である。
この虫を意地悪くひっくり返すと、全身が鋼のように硬直し、パチンと音を立てて焼き栗の様に30センチも跳ね上がり、表裏を元に戻して着地するという不思議な動きを観察できる。
何の仕掛けも見えない小さな甲虫の不思議な跳躍を解明しようと目を凝らしたが種は見つからなかった。
名前の由来は、昔の米つき(玄米を白米にする行程)動作によるものだそうだがどうも釈然としない。
四五回遊んで窓の外に放してやった。
ユキノシタ