今、我が家では長女と次女が赤ちゃんを連れて里帰り中。1人は生後1カ月の男の子、1人は生後1週間の女の子。
二人並ぶと体の大きさが断然違うのに、泣き声だけは殆ど変わらないし聞き分けられない。2Fの別々の部屋で寝かしつけてきた赤ちゃんから泣き声が聞こえてくると、「ウチの赤ちゃんかも」と1人の母親が階段を駆け上がる。しばらくして、「ウチではなかった。〇〇ちゃんが泣いていた」と降りてくる。それを聞いて、もう1人の母親が「あーあ、お乳が足らんのかなあ」などと心配しながら、階段を駆け上がっていく光景がしばしば。
「姉妹が同じ時期に赤ちゃんを連れて里帰りしている」、「姉妹で相談し協力しながら育児をしている光景」なんて、親として嬉しい限り。「二人とも胃が痛くなるような心配事の連続で予定外の急な出産となったが、今になって考えてみると、神様がこういうタイミングになるよう仕向けてくれたとしか考えられない」と、家内も自分も信じて疑わない。
更年期障害でフラフラすると言いながら、家内は、幾度となく洗濯機を回したり、寝具を干したり、食事の用意や片付けをしたり、孫の世話を手伝ったりと、皆が心配するほど頑張ってくれている。自分も何か役立たなくっちゃと、朝食づくりはもとより、できるだけのお手伝いを心がけている。
寝る間も惜しんで赤ちゃんを育てる母親達、娘のためにと体調が悪くても頑張る母親、つくづく「母親ってすごい」と痛感するばかり。