冬場、家内の定番は2回続けて食べられる鍋料理がもっぱら。
昨日のお昼前だった。
『お昼、白菜たくさんあるし鶏肉入れて水炊きにする。どう?』と問いかけられた。
「お昼も夜も、水炊きか・・・ 鶏肉、たまには照り焼き風、どう?」と聞いてみた。
『作ってくれるんやったら・・・』
家内の得意である返し技が出た。
「鶏肉切ってくれる? レタスサラダも用意してくれる。そしたら作る。どう?」と踏ん張ったつもりだったが・・・
あっけなく押し切られてしまった。
一口サイズに切ってくれた鶏肉をフライパンを使い、オリーブオイルで焼いてから、「お酒・醤油・砂糖・みりん・お味噌」のタレを絡ませ、煮詰めた。タレがほどよく煮詰まったので、片栗粉は入れなかった。
自分のレタスサラダには、いつものとおり我流の自家製ドレッシングをかけた。
今回は、いつもと違ってタレにお味噌を加えてみた。
家内曰く、『このタレ、美味しいなあ。お皿に残っているの、棄てるんもったいないから保存しとこう』。
「ホンマ? そんなに美味しい? でもいつでも作れるし・・・ 棄てたら」と。
そこまでベタ褒めするのも家内の術中かもと思いつつ、「また作らなしゃーないか・・・」という気にさせられてしまった。
タレにお味噌を使ったのは初めてだった。焼肉のタレに味噌味があるので真似をしてみたら、まろやかで予想以上に美味しいと自分も思った。
賄いコックの腕前が上がった気がした・・・
作らせてくれている家内のおかげかも?