・・・すいか畑・・・
ビニールで覆っていたスイカ苗の蔓が伸び始めたので、ビニールを取り除き、雑草防止の黒マルチを敷き、さらにマルチの上に蔓が巻きつきやすいようネットを敷いた。
《大玉すいか畑:大玉2本、大玉黒皮、ラグビー型の4本》
天井ネットが頭に触れるようになってきた。この歳で身長が伸びるはずもないので、何年も使っているパイプが下がりネットも緩んできたに違いない。
パイプの組み直しやネットの張り直しは厄介なので、余っていたパイプを使って中心付近だけネットを高くした。
ただ、天井ネットを支えていた2本のパイプは低いままなので、歩くと帽子の縁が死角となって頭を打ったりするので、パイプにビニール紐を垂らして気づくようにした。
《小玉すいか畑:小玉3本》
《蔓の整枝》
さて、蔓の整枝。大玉だと1本の苗で1~2個収穫するよう整枝するのが教科書的。
我が家庭園芸は手抜き・創意工夫が持ち味。親ヅルを止めるタイミングや蔓の間引きは自己流で、どちらかと言えば整枝は蔓任せ。それでいて、欲張りな3個以上を期待する。
うまく着果するかどうかは、蔓が伸びてきてからの雌花と雄花の咲き具合にかかっている。たくさん花が咲くには、カンカン照りが続くかどうか。
でも出来過ぎて、昨年みたいに大玉・小玉全部で60数個は多すぎる。食べきれないのでアチコチ配りしたものの、配った家とそうでない家、何回配ったか何個配ったかが訳わからなくなって混乱した。ホドホドがいい。
我が家の勝手気ままな「すいか作り」は、「お天道様」が収穫量を決めてくれる。そう思っている
・・・薬剤散布・・・
今、周辺のミカン園は一斉防除期間中。連日、アチラコチラから動噴のエンジン音が聞こえてくる。そんな周囲の雰囲気につられて、梅・柿・晩柑・庭木に薬剤散布する気になった。
葉が生い茂ってきているので、タップリ散布するには動噴散布(動力噴霧器)が必要だとは思いつつ、重い機材を運んだり共同給水場まで行ってタンクに水を入れたりという気にはなれなかったので、「5L・電池式簡易噴霧器」で薬剤散布した。
高い枝に散布したりすると霧状の薬液がアチコチに流れるので、フード付きのカッパを着た。
頭や額から顔に汗がしたたり落ちないよう「日本手ぬぐい」を巻いた。巻きやすくて薄くて重宝する「日本手ぬぐい」は、毎年配ってくれる「お大師さん」の記念品。最近は「タオル」になってしまった・・・
薬剤は粉末なので、農薬専用のキッチンスケールを用意した。
収穫時期が近い「小梅」は、農薬の残留期間を勘案し殺虫剤だけにしたが、それ以外の梅・柿・晩柑類・庭木類は、殺虫剤・殺菌剤を混用して散布した。
・・・サウナ状態だった・・・
作業開始時、頭からカッパを被った。
昨日は、作業着で畑を動き回るだけでも汗が出る陽気だったからか、カッパを着て散布し始めると汗がドッと噴き出した。こりゃ熱中症になるかもわからん・・・
その時、天の声が聴こえた気がした。
『頑張り過ぎたらアカン。老体に異変が起こってからでは遅い』
1回5Lの散布が終わる都度、カッパを脱ぎ、スポーツドリンクを飲み、汗が収まるまで休憩した。
何回もサウナ状態になるうち、「まあ エエッか」と、途中からは早く終わろうと手抜きの散布作業に切り替えた。
『防除より、我が身が大事!』
気休め防除が終わった!