塩漬けしていた大根を水切りした。いつもより長く漬けすぎていたのはわかっていたが、「まあ エエか」と他の所用を優先していた。
漬け込んだ量は20kgだった。本漬けで使う麹は15kg単位だが、「何とか漬かるやろ。まあ エエか」で塩漬けしていた。
粗塩は20kg分に換算したが、着色料・甘味料・砂糖は、いつもどおりの2割程度に抑え、「麹漬」けした。
前回までの90kgと今回の20kgで110kgの「麹漬け)」を仕込んだ。これで、今季の「大根の麹漬け」は完了した。
ヨッシャー!!! 今季もよう頑張った! 自分で自分を褒めてあげた。
・・・・・ご近所さんとの交流は「人」&「物」・・・・・
田舎は、ご近所さんとの繋がりが強い。ただ、人と人、家と家との交流には、物と物の交流もついて回ることが多い。
農村地帯なので、農産物やその加工品が、「そこかしこ」でしょっちゅう行き交っている。家にたくさんあったり、余っている物なので、軽々しく飛び交う。
我が家からアチコチ配りするのは大根の麹漬け・白菜の漬物・安納芋・大根・富有柿・桃ぐらい。
その家にある物ない物、その人が好きか嫌いかなどによって、持って行く物は一様ではないし量も変わる。つきあいの深さによっても変わる。
ご近所さんから頂く農産物は多岐にわたる。みかんを始めとする柑橘類が大半だが、野菜や花、金山寺味噌などの加工品もある。
今、我が家からは、「大根の麹漬け」「白菜の漬物」の2回目を配っている途中。1回目のを食べきってそうな家から順番に配っている。
♬ 甘えてばかりでゴメンね ♬
我が家の畑は通りすがりにあるので、ご近所さんは我が家が今どんな野菜を作っているかを知っている・・・
が、最近、あえて事あるごとに公言している。「漬物以外の野菜作りは面倒なので、殆ど作っていない」と。
皆に、我が家の家庭園芸ぶりを披露している訳ではない。「作るのが面倒だから、貰うことにした」と公言しているのと同じこと。
そんな厚かましいことを平気で言えるのは、それを受け入れてくれる田舎人の優しさ・温かさ・包容力のお陰だと思っている。
そんな心地よいところに生まれ住んでいることに、「感謝」するばかり。