孫が小学校の修学旅行へ行ってきた。
ここ数年はコロナで行先が制限されていたが、今年からは昔からの「奈良・京都」に戻った。良かった。
買ってきたお土産を持って来てくれた。
いろいろ聞いてみると、旅行中、孫は自分のお土産とかは何も買ったりせず、パパ・ママ・兄・妹や爺婆のお土産だけを買ってきたと言うので、思わず、「おじいちゃん・おばあちゃんのお土産なんかよりも、自分のを買ってくれば良かったのに」と。
孫が言った。『ママにも、自分のも買ってくれば良かったのにと言われた』と。
自分のことより家族のことばかりを思いやる「その心」に感動した。いい孫に育ってくれたことに、育ててくれたことに感謝。でもなんだか可哀そうすぎて心が痛んだ。
持って行くお小遣いに制限があると聞いていたので、自分たちは少ししかお小遣いを渡していなかったが、『旅行で余ったお金は、自分のお小遣いにする』の一言に、少しは救われた。
買ってきてくれたお土産、有難すぎてご仏壇にお供えした。孫が旅行から無事に帰ってきたことを感謝し手を合わせた。