紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

「とうもろこし」 孫達と収穫 美味しい食べ方って?

2016年07月10日 | 家庭園芸&直売所

早朝から「アライグマ」ショックに出鼻をくじかれたが、今日は3人の孫達と「とうもろこし」を収穫する日。

大人の背丈以上に伸び、葉も縦横に生い茂った「とうもろこし畑」、孫達が歩きやすいように収穫しやすいようにとハサミでチョキチョキしておいた。

無農薬だったためか皮を剥くと虫にかじられていたり、栄養不足だったためか上の2割程に実がついていなかったり、肥大不足だったりと、ずぼらな家庭園芸らしい出来ばえだった。「アライグマ」にプレゼントした21本、惜しかったかなと思う程度で、上出来・上出来!

収穫を手伝ってくれた孫達、「早く食べたい」というので、皮を剥いた数本をヤングママがレンジでチン。味はと聞くと、「メッチャ、甘かった!」という。「もっと、食べたい!」、この声で来年も作ろうと思ってしまう。

先日のテレビ、「ソレ、ダメー」で知った。茹でると糖分が抜けだすとか。レンジでチンが美味しい食べ方とか。でも、しばらく食べる分以外、大量の「とうもろこし」なので茹でてから冷凍保存しておいた。

 


我が家の「とうもろこし」 アライグマに降参! 2日続けて奴がやってきた

2016年07月10日 | 田舎暮らし&家族

昨日、「とうもろこし」が奴に10個食い荒らされた。早速、ネットを補強したが、今朝、見回ると新たに11個やられていた。

何匹のアライグマが侵入したのかは不明だが、お腹一杯になると帰ってくれたので全滅しなかったことが幸いと思うほかない。彼らに21本の「とうもろこし」を与えたと頭を切り換えるしかない。

<写真:奴に食い荒らされた「とうもろこし」>

どこから侵入したのか調べてみた。獣臭がする場所を探すと、昨日、二重にした防虫ネットがよじ登ったためか、たわんでいる箇所があった。よくみると、支柱のところでネットとネットの継ぎ目を縫ったロープが、たまたま約20cmと長い間隔になっている箇所を発見。手で押し拡げるとアライグマが入るに十分な大きさに広がった。

ネットをよじ登った拍子に奴の重みで、ネットの隙間が開いたに違いないと確信した。多分、アチコチよじ登っている内に、隙間が開いたのを見つけたに違いない。お腹が空いて、奴も必死だったに違いないと思うと、可哀想な気にもなってくる。

<写真:この支柱のネットとネットの継ぎ目から侵入した模様>

 


ウソ! 「とうもろこし」がアライグマに・・・ 全面ネットで覆っているのに・・・ なぜ?

2016年07月09日 | 家庭園芸&直売所

雨上がりの午後、畑を見回ると全く予期していなかった光景が目に入った・・・ 

剥きだしになった「とうもろこし」が数個、転がっていた

一瞬、信じられなかった

ネットで全面を覆った「とうもろこし畑」なのに・・・  

ご近所さんがアライグマにやられたと聞いたが、全面ネットしているので全く心配していなかったのに・・・  

数えると、10本がやられていた

ネットを見渡しても目につく隙間は見つからなかったが、グルッと周囲を回ると異様な獣臭を感じる箇所があった。そこは、ネットを地面に止めている間隔が長くて多少の緩みがあった。障害物競走のネットをくぐるように、緩んだネットを手で持ち上げて入ったのだろうか・・・  

アチコチ見回りアレコレ考えたが、ここからしか考えられない。そこで、ネットと地面の隙間が緩そうな箇所に止め具を追加して回り、さらに遊んでいる「防虫ネット」で下部の防御もしておいたものの、不安な気持ちは拭いきれない・・・

明日の日曜日は、孫達と「とうもろこし」を収穫する予定。強化した防御で、なんとか今晩だけ乗り切れれば・・・ アライグマさん! 今晩だけは来ないでよと祈るしかない。不安な一夜になりそう・・・ 

<写真:アライグマにやられた「とうもろこし」>

<写真:防御を強化した「とうもろこし畑」>


自然受粉したスイカ ミツバチ様が仲人だった!

2016年07月08日 | 家庭園芸&直売所

今年のスイカは受粉作業をしなかったのに、昨日、17個も実がついていることを確認したものの、お礼を言わないといけない仲人が誰なのか、確認できなかった。

今日、見回ると、「ミツバチ」が何匹もブンブン飛んでいた。まだまだ、着果がすすみそう。

「ミツバチ様」、「雄しべ」と「雌しべ」の仲人をしてくれて有難う!!! 

<写真:「雄しべ」にやってきたミツバチ、その体についた花粉を「雌しべ」に運んでよ! と頼んでおいた>


ミニトマトのビニール屋根 雨に間に合った!

2016年07月08日 | 家庭園芸&直売所

今日は朝から雨を覚悟していたが、起きてみると曇ってはいるが降っていない。レーダーの雨雲やその予想を調べると、しばらくは大降りしない模様。雨にかかるのをあきらめていたミニトマト、「よし、ラッキー」と5時半からとりかかり、約1時間半でビニール屋根を完成させた。

トマトは根から水分を吸いあげるパワーが強いので、固くないトマトの皮は裂けやすくなる。ミニトマトだと実割れが顕著。割れなくても水分が多いとコク(糖度が高く、水っぽさがなくて味が濃い)がない。枯れる寸前の苗ほどコクが増すことは経験でわかっている。マルチで水が入りにくいようにしているものの、枝や実に雨がかかれば根まで滲み込んでいく。

今年のミニトマトは、昨年の落ちた実からビッシリと何十本も生えてきたので、3本だけを選び育てた自家製。すでに、ボツボツと収穫も始めている。今日、ビニール屋根していなかったら、実割れが起こったり味も落ちたはずだと思うと、雨の遅れに感謝しなくっちゃ!

<写真:収穫が始まったミニトマト>

<写真:完成したビニール屋根>


スイカ 放任してたのに 頑張ってくれていた! ウキウキ・ワクワクで暑さも忘れた!

2016年07月07日 | 家庭園芸&直売所

整枝も受粉作業もせず放任してあったスイカ。時々、見回っては結実したのを見つけた時に「色棒」を立ててきた。蔓が伸び放題になったスイカ畑、久々に蔓を持ち上げたり、かき分けたりして結実を確認していくと、「色棒」を立てていないのに大きくなったスイカをいくつも発見したり、着果間もないスイカも見つけたりで驚くばかり。

あわてて、「色棒」を立てたスイカと見比べながら新たに「色棒」を立てて回った。自然受粉がミツバチによるのか他の虫なのかはわからないが、自然に任せてきた今年のスイカ、予想以上にたくさん収穫できそう。

色棒は5日単位に、白・黄・赤の3色のテープを使い、それぞれの色について1重・2重・3重の3種類と組み合わせ、大まかに着果状況がわかるようにしている。

買ってきて植えた接ぎ木苗は、大玉赤スイカ2本、大玉黒スイカ1本、小玉赤スイカ1本の4本。去年美味しかった小玉スイカの種を育て、約3週間遅れで2本を追加した。

アライグマ対策にパイプやネットなどの資材も買ったし、マルチや蔓用の網や肥料も使ったから原材料費で10000円弱がかかっている。家庭園芸といえども、それに見合う以上の収穫を期待したいもの。

現在、サッカーボールよりも大きなった大玉スイカが11個、小玉スイカは着果間もないものを入れて6個、合わせて17個のスイカが育っている

「17個のスイカ、買えば20000円以上はするかも・・・」 

「大玉スイカ1個、たらふく食べても3日はかかる、小玉スイカ1個は1.5日か、7月中旬から食べ始めるとして8月末まで、毎日スイカ三昧の日々か・・・」 

などと、スイカ畑を眺めながらウキウキ・ワクワク気分でいると、暑さなんて忘れてしまった!

<写真:色棒で収穫時期がわかるようにしているスイカ畑>

<写真:アライグマ対策のため全面をネットで覆い、さらに下部には防虫ネットをぶら下げて二重に防御したスイカ畑>


朝採りブルーべリーで粒ジャムを作った 

2016年07月07日 | 我が家の食&漬物作り

2~3日に1回収穫するブルーベリー、生食では食べきれないのでジャムにした。もう何回も作ったが、パンに挟んだり塗ったりにタップリ使うので、いつも数日でなくなってしまう。

ブルーベリーの樹は小さいが、3種類植えている。1つは大粒なので立派だが味は酸っぱさが強いのが特徴。1つは中粒だが甘酸っぱい。もう1つは小粒すぎて生食するにが面倒なのでジャムにしている。大粒・中粒は、生食に使うことが多い。

どのレシピをみても、ビックリするほど砂糖の分量が多い。我が家では、素材の味を楽しむため、少量の「純粋ハチミツ100%」を少し加えるだけ。このハチミツ、近くの養蜂業者製で「みかんの花から採った」地産地消品だが高価なもの。たまたま、業者と親戚だというご近所さんからたくさん頂いたので使っている。

ブルーベリーを水洗い後、水切りし、少量のハチミツを加え、軽く混ぜながら中火で数分もすると出来上がる。我が流儀は粒を残すため、混ぜるのもソフトにし実が崩れかける寸前で火を止めるようにしている。

 

 


田舎暮らし 暑さでくつろいでいると来客が・・・ 話を聞いて元気が貰えた!

2016年07月06日 | 田舎暮らし&家族

我が家庭園芸は暑さで早朝だけ。あとはノンビリタイム。くつろいでいたら、夕方、82歳の農家の人が「今、買い物帰り、別に用はないけど・・・ 忙しない?」と、立ち寄ってくれた。曰く、

「今日の暑さが一番だった。とても昼間は畑に出る気がしない・・・ 」と言いながら、

「ミカン畑の雑草、鍬できれいにしてあるから草ひとつ生えていないし、みかんの摘果もあわててすることないし・・・」と余裕シャクシャクの弁。

近隣農家の間では、「82歳なのにすごい、いつもミカン畑に草が生えていない」と評判の現役のミカン農家の方。青春クラブの副会長をしてくれていることもあって立ち寄ってくれたみたい。こういう方と話をすると、なぜか元気がもらえる。

 

しばらくして、農家の主婦が「また、送ってきてくれたので」と山形産の高級サクランボを持って来てくれた。曰く、

「ミカン山、雑草が腰まで生えていたので除草剤やるの大変やった。足で草をかき分けないと歩けないし、足で倒しながら除草剤やると、その上が滑って危ないし・・・ 今日、もうチョットで溝に滑り落ちるとこだった。」 

「この前も、サクランボ貰ったのに。こんな高級品! おおきに」「山の作業、旦那の休みに手伝ってもらったら?」と言うと

「休みは孫の野球ばっかりや・・・ 旦那に、今日もうチョットで救急車を呼んでもらわなあかん状況やったと言うたんやけど・・・ 」 

いつも、すごい働きぶりに感心するばかり。段々畑のミカン山、作業の大変さを聞き、昔、父に代わって勤めながらの休日だけのミカン山の農作業に降参し、放棄したことを思い出した。

<写真:山形産の高級サクランボ。貰ったのは、これで2回目。糠漬けがないと言うので、冷蔵庫にあったキューリの糠漬け3本をお返しに・・・>

 

 


家庭園芸 今日で4日連続の畑作業! 頑張り過ぎ!

2016年07月06日 | 家庭園芸&直売所

今日も朝食づくりをお休みさせてもらって、早朝から軽トラに除草剤専用の電池式噴霧器・ポリ容器・薬剤を積み、途中、耕作者用の水汲み場に寄ってポリ容器に水を汲み、何も作っていない畑に。

ここは、かつて数本の南高梅があったところ。大木をチェーンソーで伐採し、ご近所さんが「ついでに」とユンボで根株を掘り起こしてくれた畑。予定では手間がかからないカボチャを植えるつもりだったが、整地作業に手が回らず放置したまま。でも雑草だけは退治しておかないと周辺に迷惑ががかかるので、今年、2回目の除草剤散布となった。

朝6時から2時間ほどの薬剤散布中、農道を通る軽トラが、何台も挨拶代わりにクラクションを鳴らし通り過ぎていく。こちらも作業の手を休めず、車の方に片手を上げて応答する。これも田舎の挨拶の一つ。こうした薬剤散布中は、車を止めると作業を中断せざるを得なくなるので通り過ぎるのが農家の気配り。

<写真:放置したままの畑。隣が鉄道の高架なので、太陽が昇り始めると日陰と陽射しがクッキリ>

自宅に戻り、ナスビ7本・キューリ3本の雑草退治と追肥、キューリ・ゴーヤの収穫を終えると9時半。軒下の温度計をみると31.2度。今日も太陽の下だと34~5度になっているはず。でも、今日は暑さに負けそうな気分にならない。暑さに体が慣れ始めたのかも・・・と思いつつ、「無理せんとこう!」と今日の家庭園芸は終わることにした。振り返れば数時間ずつとは言え4日連続の畑仕事、怠惰が大好きな自分なのに頑張り過ぎかも・・・ 

 


前日・前々日の暑さに懲りて・・・ 今日は早朝から殺虫剤防除 怠惰な家庭園芸かも・・・

2016年07月05日 | 家庭園芸&直売所

前日・前々日ともに、暑さで早々に畑から退散した。それを見かねたのか、昨夜、家内と娘から「朝から畑に行くんだったら、朝食、作ってもらわなくてもカマヘンよー」との気遣いの声がかかった・・・ その声に後押しされ、今朝は気温が高くない5時半から庭木回りや果樹への薬剤散布をスタートした。

散布目的は、庭木周りの蚊や害虫の退治、果樹畑は毛虫や害虫の予防。4~5mもある庭木だと動力噴霧器(略して動噴と呼んでいる)の噴霧パワーでないと上まで薬剤が届かない。低木に剪定している果樹も葉が生い茂っているので、動噴の噴霧パワーと噴霧量がないと薬剤が行き渡らない。でも、倉庫から動噴・ホースリール・噴霧ノズル・500Lタンクを出して準備するのが大変。また、タンクを軽トラに積んで耕作者用の水汲み場まで行くのも厄介。そこで、背負い式の10L・手動噴霧器をと思ったが重いのでやめた。結局、5Lの電池式噴霧器を使用。

かくして、高い庭木には「根本周り」だけの散布、生い茂った果樹には「おさわり」程度の散布となった。効果は少なくても殺虫剤を散布したという満足感だけは味わった。

薬剤散布が終わったのは朝の8時過ぎ。なのに、軒下の日陰の温度計をみると30.0度、屋内は28.3度。外で陽射しを受ければ33度ぐらいになっているかも・・・ まだまだ、時間とともに気温がグングンと上がってくるはず。「よし、今日の畑作業は、これで終り!」と決めた。 

近隣のみかん農家だと、朝5時頃から薬剤散布したり、みかんの摘果作業をしている。暑いから終りなんて言ってられない。せいぜい、昼食後に昼寝する程度。その気力・体力に頭が下がる。我が畑作業、気楽な家庭園芸というよりは怠惰な家庭園芸なのかも・・・


ヤワな気力と体力 今日も暑さに負けて 早々に退散

2016年07月04日 | 家庭園芸&直売所

雲一つない太陽がギラギラしてきそうな朝の気配だったが、「やるぞ!」と気合を入れて作業着に着替えた。柿の摘蕾ならぬ摘果が終り、雑草防止やさつま芋の2番苗植に備えた畝や、収穫を放置した大根畑を見回った。

5月に植えたさつま芋。その右側に2畝、左側に6畝の8畝に、さつま芋の2番苗を植えられる畝床が準備できている。

通りかかったご近所さん「そこ、全部、さつま芋植えるの?」 

「イヤイヤ、マルチしとかないと草だらけになるので・・・ こうしとけば、いつでも何でも植えられるし・・・ さつま芋の2番苗、植えても200本ぐらいかな・・・ 」

<写真:雑草退治を終え、マルチを敷いて草防止。さつま芋蔓の左側6畝は、昨年、さつま芋を植えた時に使ったマルチを再利用。右側の2畝は玉ねぎ跡なので、新たなマルチを使った。>

ご近所さんやアチコチに引き取ってもらった大根、それでも残った大根。とうとう「花」が咲きだした。大根のお蔭で「ハモのすり身」「高野山で買ってきたというきめ細かな高野豆腐」など、食べたことのない品々をお返しに頂いた。

<写真:澄みきった青空と大根の花>

「さあ、ミニトマトのビニール屋根を完成するぞ!」と資材を準備し終え、脚立に乗り支柱の鉄パイプ2本を打ったところで「アカン! 暑すぎる! 頭がクラクラしてきた! 無理したらアカン!」と、早々に畑から撤退。

時計をみると、まだAM9時過ぎだった。それでも軒下の日陰の温度計をみると32.2度だった。とすれば、畑で陽射しを浴びていた気温は35度を超えていたのかも・・・ 天気予報の気温は、直接、日光に当たらないようにして測定するらしいが、その予報が31度。野外で陽光を浴びたときの外気温を予測しておかないと「エラい目にあう」。

<写真:暑さに負けて中断したミニトマトのビニール屋根作り>


朝採り野菜 & 定番の朝食

2016年07月04日 | 我が家の食&漬物作り

AM5時起床。いつものコーヒー・タバコ・新聞のくつろぎタイムの後、野菜を収穫。

1日収穫が遅れると太くなり過ぎる「きゅーり」は、こまめに毎日収穫するが、他の野菜は2~3日に1回収穫。

「とうもろこし」を試し採りした。

昨日、ご近所さん曰く「トウモロコシ、収穫しようと思っていた矢先、簡易ネットしてたのにアライグマにやられた。熟したのを知ってるみたい。もう腹立って・・・ スッポリ、網をかぶせとかなアカン!」

我が家の試し採りしたトウモロコシ、無農薬なので先端が虫にかじられていたものの想定内。何より、アライグマ除けの完全防備ネットのお蔭で安心できるのがいい。100数十本の収穫、カウントダウンに入った。アライグマにやられたというご近所さんにも、配らなくっちゃ!

朝の定番朝食を3人分作った。朝採りのミニトマト、ブルーベリー、前日に作ったブルーベリージャムも使った。


エー さつま芋が数本 根まで掘られるとは・・・ 暑さで頭クラクラ・・・

2016年07月03日 | 家庭園芸&直売所

5月に植えたさつま芋、アチコチ、数本の蔓が根元まで掘り返されていたのに気付き、愕然とした。こんなことは初めて。アライグマ? ネズミ? キジ? 相手が分からなければ防ぎようもない。被害が拡大するのを見ているだけかと思うと、やりきれなくなってくる。

自転車で通りかかったご近所の農家のおばちゃんが、「それ、キジの仕業や」という。キジは逃げるときには「キッキッ」と甲高い声を出して飛ぶが、やってくる時は歩いてやってくる。隣の畑から歩いてやってくるキジ、境界にネットで仕切りをしていたが、ここは大丈夫だろうと割愛していた箇所からやってきたとしか考えられない。

急遽、割愛していた箇所だけでなく排水路沿いも含めて10数mのネットを張った。「飛び越えて来るなよ」と祈るしかない。

去年の種が落ちて生えてきたミニトマト、実が赤くなってきたのに雨除けの屋根をつけていなかった。作業途中に頭がクラクラしだした。「暑い! アカン! 熱中症になる!」 慌てて作業着を脱ぎ捨て屋内に戻ったがフラフラ状態・・・ 午後の夏薬師、お参りに行けそうもなかった・・・


除草剤を電池式噴霧器で散布した 我が流儀の除草対策

2016年07月01日 | 家庭園芸&直売所

先日、草刈機で果樹畑の下草を刈った。草刈機だと根が残るため、雨が続けば、すぐに新しい芽が出てくる。いつもは、草刈機で地上に出た膝上の草を刈り、新たな芽が5cmぐらいに伸び始めてから除草剤を散布するようにしている。

近隣のみかん農家だと、雑草が伸びてくれば「動力噴霧器」で除草剤散布する。草刈機で刈る作業はしない。でも、動力噴霧器で散布すると噴霧量が多い上に雑草の背丈も高くなると、「高価な除草剤」を半端ないほど使用する。昔ながらに、みかん園を「鍬」で雑草退治する農家は殆どいなくなった。

我が家庭園芸では除草剤散布に動力噴霧器を使わないものの、噴霧量の少ない電池式噴霧器といえども膝上までの雑草に薬剤散布すれば、「高価な薬剤」がたくさん必要となり作業時間も長くなる。

薬剤などのコストや作業時間や労力を最小限にしたい家庭園芸。

野菜畑は除草剤を使用する訳にはいかないので、鍬を使って根こそぎの雑草退治をしたが、とても果樹畑までそうした労力を使うほどの「体力と気力」はない。かくして、我が家庭園芸では、草刈機で2時間、数日してから電池式噴霧器で薬剤散布が2時間という工程で果樹園の伸びた雑草と向き合っている。

使用する薬剤も、みかん農家が使う「ラウンドアップ」ではなく、根が浅い落葉果樹にも優しい「プリグロックスL」を使うようにしている。翌日に枯れ始めるという即効性がある一方、ラウンドアップのように根こそぎという訳にはいかないので、近隣のみかん園に比べると、雑草退治のサイクルも短くなってくる。