故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ピオーネ

2015-09-15 05:25:13 | よもやま話
丹念に作られたピオーネです。


平凡な毎日です。
それでも、毎日ドラマを捜しています。

どうしても思いつかない時は、絵を描いています。
冒頭の絵は、先輩が長い年月をかけて丹念に作られたピオーネです。
まだ完熟前でしたが、ほっぺたがきゅーっとするほど美味しかったのです。
酸味も、甘みも私好みでした。
行ったことはありませんが、砂漠であったオアシスのようでした。

パキスタンに出張に行った時、仕事が終わった後よく市場に出かけました。
ピオーネの原産のような緑のぶどうでした。値切って買いました。
向こうでは、値切るのが習慣でした。来いよに応えて値切っていました。
折り合いがついたところで、双方笑顔でした。
毎日同じ人から買うのですが、値切っていました。あいさつ代わりでした。

先輩の作られた野菜はどれも茎がしっかりしています。
このぶどうもそうです。だから茎を強調したかったのです。
うまく描けましたでしょうか。
妻の真似をして、大胆に色付けをしてみました。
私にはこう見えた。
こんな色があったら良いのにな。とまではなかなか行きません。
相変わらずの「なんちゃって」の絵です。

今日から、仲人さんに送る絵は原画とします。
将来、私が有名になったら価値が出るかもと思って残していました。
妻に一笑にふされ、そうだな。
そんなことは、有名になったら考えることにしましょう。

栗の皮むきの仕事がひと段落した妻は、もうひと眠りです。

お月さん いつもにっこり 見透かさる

2015年9月15日

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孤高の人

2015-09-14 08:07:54 | プロジェクトエンジニアー
   
人と違うことをする。
人と同じことをする。

若者を語る前に、自分のことを考えてみたいのです。

若い時は、人並みの生活がしたいと思ったものです。
あの人のように生きたいと思ったものです。

群れの中にいると安心したものです。
群れから離れるには、恐怖が伴いました。
今でもその感情はどこかにあります。

それでも、群れから出る方を選びたいのです。
そうして転職を重ねたのかもしれません。
やってみたいことがあったのです。
やってみたいことができなくなったのです。

汗の匂いがしない先頭を走ろうとしました。
ペースメーカーのあとを付いていこうとしました。

やはり、挑戦がしたい。
役に立ちたいと考えています。
自分の中の次のステップに進んでみたいのです。
サポートを本気でやってみたいのです。
出来るやつ(若者)のサポートをしたいのです。

どこにも出来るやつはいます。
本気で仕事をしようとしている人をサポートしたいのです。
本気で生きようとしている人をサポートしたいのです。
自分にできることを極めたいのです。

流れに逆らっても、やってみたいのです。

こうして、また辛い方を選んでしまいました。

やり抜けるでしょうか。
ぬくぬくとしている暇はないようです。
助走だけでも始めます。


2015年9月14日

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私の原風景

2015-09-13 03:57:34 | 思い出話

美味しい栗ごはんが炊けるかな


   
私の原風景は、崩れる赤土の山です。

台風一過、れんが用の赤土を採集する山がいつも崩れていました。
その度に、海の近くのう回路を通って、小学校に通いました。
高学年になると、1m近くの土砂を踏み越えていました。

この赤土は、島の幹線道路を塞ぐのでした。

心象風景として、私の中に留まったのは、
その赤土が決まって2-3日のうちに片付けられることでした。
きっと、煉瓦工場に運ばれたのでしょう。

人間形成になったのは、崩れても片付けるの繰り返しを見ることでした。
大雨は、木造家屋の壁を濡らしました。
やがて出て来た太陽が、黒板塀に湯気を起こしていました。
このもやもやの湯気が好きでした。回復する瞬間でした。

つらいことがあっても、大人たちはすぐに治してくれました。
心をほぐしてくれる風景がありました。
厳しい自然と向き合いながら、私達を温かく守ってくれる大人たちがいました。
思い出される顔は、黒くて誰とは言えません。
おばさんであったり、おじさんであったり。

大きくなっても、つらいことの連続でした。
この赤土が片付けられる原風景は、私のよりどころとなっていました。

黒板塀から出る湯気は、心を落ち着かせてくれました。
また、温かいあの日が帰ってくると思わせてくれました。

私は、顔の見えない大人になることが出来たでしょうか。
俺が俺がの世の中で、黒衣でいられたでしょうか。
不平不満の世の中で、温かい湯気を発することができたでしょうか。

私達の生きざまが、次の世代の人間形成に少しでも役立ったでしょうか。
小さいことで悩む私の心のよりどころは、崩れた赤土の山です。

あきらめを 崩しほぐして のぼる湯気

2015年9月13日


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恐怖心

2015-09-12 03:03:38 | よもやま話
   
今のところ、ブログを毎日書いています。

書かなければと思い、起きだすこともしばしばあります。
書かないから何か起こるわけでもありません。

決めたことが出来ない。
決められたことが出来ない。
駄目な人間じゃないかと思うようになると危険です。

恐怖心から、ギャンブルやアルコールに染まることがあるのです。
順調にいっているときは、何も問題はないのです。

ちょっと休めばまた出来るのです。

躓くことで、自分を疑い始めると収拾がつかなくなります。
怪我や病気はあることです。
それとは違う恐怖心のようなものです。
いつものようにできなくなった時のことです。
恐怖心が出てきます。
この分だと、明日もできないんじゃないかと。

「低学歴リッチ、高学歴プア」の記事を読みました。
高学歴だから、すべての能力が免除されることはないのです。
同じように大学を卒業して、就職しました。
40年も経つと、学歴について話題にすることはほとんどありません。
その後、どう生きたのかが問われます。
幸せに見える人も、相当努力したのです。
不幸に見える人も、良い時期はあったのです。

自分は駄目な人間じゃないかと思い始めると、
崩れてきます。
励ます家族がいたのです。
叱咤激励してくれた先輩がいたのです。
だから、やってこれたのです。

自信過剰も困りものです。
かと言って、ちょっとの変化で躓くこともないのです。
ここまで生きてこられたのだから。
ギャンブルに、アルコールに染まったとしても
気づいて立ち直れば良いのです。
依存症からくる恐怖心から抜け出せたのですから。

サポートが必要な場合もあるのです。
甘えてもよいのです。
いつかサポートに回ることもあるでしょう。
ちょっとの変化に怯えないことです。

恐怖心が忍び込むこともあるでしょう。
怯えないことです。自信を失わないことです。


また遅刻 めざまし増やし また遅刻

2015年9月12日

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明けぬ夜はない

2015-09-11 05:47:27 | プロジェクトエンジニアー
    
牛乳瓶から飲むときは、手を腰に当てたものでした。
銭湯で牛乳を飲む作法の感さえありました。

久しぶりに腰痛を理由に休みました。
休めるようになったのです。

草取りに、雨中のゴルフに、重い靴での筋トレと頑張ってしまいました。
昨夜は、久しぶりによく寝ました。
疲れていたのです。
半信半疑でしたが、疲労性の腰痛でした。

今朝は、普通に動けます。
鍛えた甲斐があったというものです。
気遣ってくれた妻に感謝です。

プロジェクトが終わるとこんなことに良くなります。
溜まった疲れが出て、仕事をやりたくなくなるのです。
兆候が出た時は、迷わず休むことです。
自然に回復します。

若くても、休んだほうが良いのです。
リセットし、リフレッシュしなければなりません。
気分転換も必要です。
そうすることで、次のプロジェクトに新たな気持ちで入れます。

プロジェクトは、先週土曜日の草取りで終わりました。
やり抜きました。最後に同僚が手伝ってくれました。
手伝いたくて仕方がなかったのです。
見かねていたのです。こちらも感謝です。

プロジェクトをやる時は、誰も一生懸命です。
自分の役割をこなそうと必死です。
自分が頑張ることで、チームに活気を与えます。
つまり、熱を帯びてくることになります。
これが、一体感となり、達成感に繋がるのです。
仕事師(プロフェッショナル)になって行くのです。
どこまで頑張ったかは、チーム全員が分かっているのです。
お祭りに似ています。

夜が開けてきました。
明けぬ夜はないのです。

つらかった やさしくなれる 夜明けかな

2015年9月11日

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