故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

久しぶりの雨

2017-05-25 00:51:22 | プロジェクトエンジニアー

新横浜で見た夕暮れです。
人は、家路を急ぎます。


雨雨ふれふれもっと降れ、
私のいい人連れてこい。

八代亜紀さんの唄です。

今日のタイトルは、「久しぶりの雨」です。
田植えが終わった、この時期には嬉しい雨です。
我が家の畑にも慈雨です。
甘やかしの私は、毎朝定植した苗に水をやっています。
これでやっと、解放されます。

雨が降ると、温度が下がります。
あの沖縄でさえ、真夏でも寒く感じるから不思議です。
空調を効かすと寒いのです。

海面に水しぶきがあがりました。
フェリーボートからの景色は、島蔭がけぶるほどでした。
昼は嬉しい、夜は寂しい島の生活でした。

ここ数日の猛暑で、レタスの生育がよかったようです。
出来過ぎると、難癖をつけてはねられるようです。
規格外となったレタスを、ただでいただきました。
美味しいのにね。と妻と話しながら食べました。
それでも多いので、明日は中華スープでいただきます。

自然と共に暮らし始めて2年目です。
挑戦する私たちの畑を見て、地域の方々が野菜をくれました。
アドバイスをくれました。1人2時間は聞きました。
皆さん、私たちがカフェで忙しくなったのを知っておられて、
今では10分で切り上げられます。

皆さんにとっても、「久しぶりの雨」です。
カフェでゆっくりと話してください。
一杯のコーヒーで2時間は話されて行きます。
そんな日があってもよいのです。
慈雨です。

雨の前に草を抜いて正解でした。
忙しい想いも一段落です。
今日一日営業をすれば、明日から広島旅行です。
これも忙しい弾丸ツアーとなります。
ままよ、新幹線に乗れば、あとは眠るだけです。

一ときの お盆祭りに 長準備

2017年5月25日
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畑仕事は疲れるが、楽しい

2017-05-24 13:51:38 | プロジェクトエンジニアー

島に夏蜜柑が二つ。
久しぶりの帰郷です。


今日のタイトルは、「畑仕事は疲れるが、楽しい」です。
本当の気持ちは。「楽しいが、疲れる」です。

雨が降る前に、草を抜いてしまいたい。
今だと、簡単に抜ける。とつい頑張ってしまいました。
できるだけ重い鍬を使うようにしています。
草の根を一振りでたくさん切れるからです。

やっと借りた畑の草取りが済みました。
今度は、空き家の草取りです。
追っかけっこです。
その前に、蓬も摘んでおきたいと欲張りです。

同窓会で広島に3日がかりで帰ります。
カフェを休むことになるので、事前告知もしなければならない。
仕入も調整しなければと、気も焦ります。
卒業して半世紀が経った同窓会に出られるのは、卒業者の1/3と少ない。
その間何があったのか、ミステリーを見るような気持ちです。
子離れが済んでも、親離れが済んだ人は少ないようです。
長男長女の方々は、今が真っ盛りです。
そうこうするうちに、自分たちの番になっているようです。

わずかな時間、友と語り遊ぶしかないでしょう。

語るなよ 顔みりゃ分かる たけとんぼ

2017年5月24日

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気がかり

2017-05-22 07:23:12 | プロジェクトエンジニアー

先輩のうちで育てたピオーネです。
ここまで育てるのに何年かかったのでしょう。
2階の洗濯物干場にも、ピオーネのつるが伸びていました。
物干し場で、ピオーネが収穫できるなんて最高です。
よかばい。


今日のタイトルは、「気がかり」です。
未だに気がかりなことが多いと言うのは、いかがなものか。

早朝5時から、妻と一緒に野菜の苗を植えました。
土を深く掘って、元肥をやりたっぷりの水を含ませて、定植しました。
広い畑です。1m以上の隙間をあけて植えました。
基本的には、水をやりません。
甘やかしの私達は、4-5日はやることになります。

末娘に電話をして、長女の様子を聞きました。
終始、話を聞くと決めて二人で飲んだけど、最後には喧嘩をしてしまったとのこと。
姉ちゃんは、お父さんが頼りだよ。電話してあげて。とお願いされました。
ほうほう、よくやった。
電話はしませんでした。

定休日に会議をやっていただけます。
特別なことなので、少しだけサプライズを企画しました。
お世話になっている役所の方から、
家で出来たものだけど、とキャベツとブロッコリーをいただきました。
さっそく、お好み焼きにいれて食べました。
朝採り野菜の威力を感じました。みずみずしくて甘いキャベツでした。
ブロッコリーは茎まで、程よい固さと甘みがありこちらも美味しかった。
春キャベツで苦労していることに気づいていてくれたのです。
ありがたい。

肉が旨いと言ってくれたお客さんがおられました。
食材にはこだわっております。
紅茶、コーヒーも自分たちが美味しいと感じたものを出しています。
素人の私たちに皆さんがアドバイスをくれます。
だんだん良くなるメニューです。

気がかりは、一つずつ解消されて行きます。

そして別のきがかりに取り組めます。
蓬の採り入れをしなければと妻と話しています。
旧家(空き家)の草刈り整地をしています。
近所の方から、貴重な草花が生えていると教えていただきました。
注意しながらの作業となります。
勧められて筍を採り、東京と横浜の友人に、もちわらびも付けて送りました。

気がかりを一つずつやっていくうちに、気持ちは落ち着いてきます。

答えは現場に落ちていると教えてもらいました。
今は、気がかりは現場で探すものと考えます。
そしてすぐに解決案を実行します。
都合よく答えは落ちてはいませんでした。
探す気持ちがなければ、宝の山もゴミの山と同じです。

地域おこしは、徐々に進んでいきます。
それには、外に出て「ここにいるよ」とアピールし、
アンテナを最大感度で張っていなければなりません。
蜘蛛の巣にひっかかった情報は逃しません。

身体に筋肉がついていきます。
併せてきしみます。
毎晩、わずかな酒でいちころです。
気がかりを酒で薄める毎日となってもいます。

手探りに そこはお腹よ 狸どの

2017年5月22日
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子の危機になにができるか

2017-05-21 01:06:32 | よもやま話

幼子が、健気にも親の力を借りずに難所を乗り越えようとしています。
親は見守るしかありません。

今日のタイトルは、「子の危機になにができるか」です。

子供が、かつてないほど苦しんでいます。
「お父さんは、私の味方なの」と質問されて、答えずにいます。
味方に決まっている。
から応えませんでした。

きっと、驚かされるようなことが起こるのでしょう。


子でいた方がよかった。
親なんかなるもんじゃない。
どうすることもできないもどかしさです。
叱ることも、褒めることもできません。
ただ、無事に難所をくぐり抜けて欲しい。
どうしたいか、自分で決めて欲しい。
それまでは、黙っているしかありません。

私は無鉄砲でした。
生きているのが不思議なくらい無茶をしていました。
親は見守るしかありませんでした。
親の気持ちが、やっとわかる歳になりました。
叱るだけの根拠がないのです。
褒めるだけの愛情が不足しているのです。

火中の栗を拾い上げてやりたい。
でもそれをしてはいけない。
その繰り返しです。

ぬくぬくと 親が蹴落とし 巣立ちかな

2017年5月20日

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2017-05-19 02:22:29 | プロジェクトエンジニアー

寒アヤメだったか。
蓬とは、対照的な派手な花である。
美しさと可憐さゆえに愛される。


かつて、勤めた会社の人事があった。
気にかかってその記事を読んだ。

年下の社長から年上の方に三顧の礼で、社長を頼まれた。
固辞しながらも、ついに引き受けられた。
問題は、エネルギー関連ビジネスの不調から発生したとされる赤字の解消である。
あばら(蓬)家から、陽の当たる場所へ出られた。期待している。

蓬パンが作りたくて、カフェの裏の畑で採れた蓬に問題が無いことを確認した。
蓬が採れる場所は、概して荒れ地である。
そんなことから、蓬は地味で貧乏の総称のような草である。
幼い頃は、蓬を揉んで汁を傷口に摺りこんだ。それで治ると信じていた。
蓬を乾燥して、もぐさになると後に知った。

蓬の新芽を餅に練り込んだ草餅が好きである。
カフェの裏の畑には、新鮮な蓬が豊富に生えている。
肥料も与えないが、薬も長い間かけていない畑である。
畑の草取りの楽しみが、また一つ増えた。

蓬髪の老人が、ひたすら草取りをしている。
幼き子にはそんな風に映るかもしれない。
蓬なき畑に、ひまわりのサークルが最低三つは現れる。
きっと、幼子は喜んでくれるだろう。

背丈ほど 伸びし蓬に 見え隠れ

2017年5月19日

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