災難はみんなの上に降って来る

しつこいと言われそうだが、もうしばらく松島の旅にお付き合い願いたい。

カモメ（ウミネコ？）の餌付けは楽しい。
しかし、やたら馴れさせると図に乗るらしい。
マナーを守らせるためには、人間がマナーを守らなければならない。
ところで、船では「カモメのえさ」そして桟橋では「カモメのフン」どちらも「ウミネコ」とは言っていない。
それにしても、顔文字の存在感！
時として一つの顔文字は、百の言葉より多くを語る。
これも文化だ。

松島やあれはカモメかウミネコか

遊覧船の餌付けは大変楽しかった。
しかし、カモメかウミネコかという議論が起こった。
それに断を下すのがこれ。
運航する船に書いてあるのだから、やはりカモメだろう。
乗船料1400円、グリーン料金（２階に上ると）600円、都合2000円。
別に１階で十分な気がした。
私はカモメ、あなたはツバメ？

松島やこれがシンボル五大堂

日本三景松島のシンボルは「五大堂」「瑞巌寺」そして島では「仁王島」だと思う。
高性能のデジタル一眼レフに、ケータイのカメラでのささやかな挑戦を試みた一日であった。
山の中の田舎に生まれた者にとっては、海を見るだけで嬉しくなる。
ましてや、こういう物が好きだ。
これは何を撮りたかったのか。
向こうに見えるのが五大堂。
何はともあれ行ってみよう。

明日は咲く揺れる蕾に決意見る

〈ケータイ写真俳句・先週の入選作〉

山形の桜は、つぼみが膨らんでからなかなか開きませんでした（４月１２日撮影）。
花のネタはどうしても北国が不利ですね（笑）

【英さん。の予想はよそう】
皐月賞を終え舞台は東京、オークス・ダービーが楽しみな若葉の季節へ。
まずは３歳牝馬のトライアル。
「わけのわからぬ五七五予想もしも当たれば予想外」

《東京１１Ｒ・サンスポ賞フローラＳ（ＧⅠ）》
②アポロクイック・・・未知だけどクイックネタに一句詠む
⑤サワヤカラスカル・・・根拠ないけれど名前が気に入った
⑧レッドアゲート・・・赤い旗長野の町に押し寄せる
⑬ユキチャン・・・クロフネの娘だけれど白毛馬
⑮マイネウインク・・・ラフィアンの一頭出しはよく絡む

以上、今週も又こりもせず、３連複５頭ボックス10通り
Good Luck

餌をくれほかにも何か言いたそう

遊覧船も一周を終え、間もなく帰路に着く。
カモメの餌付けも大分落ち着いてきたころ、悠然と構える一羽がいた。
かなり近付いても動かない。
偶然でなく、本当に目が合った。
しばらくそのまま。
単なる一期一会ではない。
お互いの前世に、何か共通点があったような気がした。

松島や少し元気が出た芭蕉

（瑞巌寺前の土産物店２）

昨日の話はジョークだろう？
いやいや、そんなことはない。
あの後、若い女性の集団が次々と隣りに座り、記念写真を撮っていた。
その直後の表情である。大分元気が回復しているような気がする。
いや、気のせいか。

松島やああくたびれた瑞巌寺

瑞巌寺前の土産物店。

旅に疲れて休んでいる松尾芭蕉の姿だそうな。
本当に疲れた表情をしている。顔色も悪い。
あの有名な一句は、実はこんな句だったのではなかろうか。
などと考えると楽しくなる。
この店で一服してお土産を買うと、たちまち元気回復するとのことである。
お出での際は是非お立ち寄りのほどを。

遊覧船グリーン席の奪い合い

毎日新聞の地方版（２２日）の掲載作品。

遊覧船のともに止まって餌をねだる鴎。
ここにいると直接可愛がってもらえる。
しかし、一羽しか止まれないのでケンカになる。
強引に割り込んではじきとばす。
ひょうきんだが、かなり気の強い顔をしている。

松島や一期一会のカモメかな

宮城県、松島湾を巡る遊覧船。
出発すると餌がもらえるとわかっているので一斉に寄ってくる。
島を見ないでカモメの写真ばかり撮ってしまった。
こういう写真はヤラセがきかない。
ケータイのカメラはタイムラグが大きいので、画面に入ってからでは遅い。
画面でなく回りを見ていて、来るぞっっっ！という時にとにかくシャッターを押すしかない。
これはなかなかうまく入ってくれた。心が通じたようだ。
まさに一期一会。
一瞬の巡り会い。
まさに自画自賛。

ＫＹも時が流れて意味変わり

〈すごい看板シリーズ〉

夜の徘徊で見つけたマンションである。
ＫＹとは、空気読めないという意味らしい。
だとすれば、あまり入居したくないハウスである。
しかし、これが建ったころは空気読めない・・・は流行っていなかったろう。
最近はやたらに略すがいかがなものか。
そういえば昔、某大新聞の記者が沖縄の珊瑚に傷をつけてヤラセ記事を書いたことがあった。
その時刻んだイニシャルがズバリ「ＫＹ」だったとか。
その記者はまさにＫＹだったのだろう。