この紐が、御本尊さまの指につながっている。間接握手。
そろそろ店じまい(と言うのかな?)のお坊さん 17:15
これがいわゆるチケット
〈アウターゾーン〉
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」
芭蕉の句であまりにも有名な、山形県の山寺・立石寺。
今、御本尊の薬師如来が50年振りの御開帳中である。
連日長蛇の列で、1時間半から4時間待ちという。
スカイツリー並みか・・・。
英さん。家も、行ってみようかと話は出るが、それを聞いて迷っていた。
昨日はたまたま英さん。が休み。
昼寝のあとの午後3時、ふと思い立って、山寺観光協会に電話してみた。
「はい。5時までにチケットをお求めいただきますと、大丈夫ですよ。」
と、可愛い女性の声。
よし!
突如決断。
チケットではなく、拝観券ではないのか?
などという突っ込みは省略。
山寺まで約50キロの道を突っ走る、英さん。家の白デミオ。
山道と渋滞をくぐり抜け、到着は4時55分。
ラストの客に間に合った。
と、思ったら後からもう一組のアベック(死語?)。
結局ラス前の客であった。
中は5組ほどのラストの拝観グループになった。
ゆっくりと説明を聞きながら参拝できた。
質問にも丁寧に答えてくださった。
比叡山直伝の「不滅の法灯」も直接拝むことができた。
鋭くも、穏やかな目をした、いかにもお坊さんらしいお坊さん(当たり前か)だった。
もちろん、御本尊様は撮影禁止。
50年前の御開帳の時、隠し撮りした人が二人ほどいたが、いずれも非業の最期だったとの噂。
何はともあれ、1分も待たずに参拝できた英さん。家なのであった。
普段の行いが良い・・・・・ことにする。
合掌。
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