〈アウターゾーン〉
【原子力発電所に勤めてる方からのお話です。大気中の放射能が明日の雨や雪で地上に落ちます。その際それが身体にあたると被爆しますどんな事があってもその雨や雪にあたらないようにしてください。それらがあたった野菜も食べられません。 とにかく明日の雨と雪だけが警戒しなくてはならないものです。皆さん家から出ないでください。お願いします。】
これは、3月14日に、仙台の親しい友人から来たメールである。何人かに同報していた。
怪文書かと思った。
しかし、その後、次々と当時の嘘が明らかになって来ると、ズバリ真実を言っていたことがわかる。
あの日は雨・雪・みぞれ模様の天気だった。
昨日は、換気のためとして2号機建家の窓を開けた。
東京電力は「環境への影響はない。」と言った。
原子力安全不安院は「周辺への影響は十分に小さい。」と言った。
しかし、こんな重要なことを、それだけで片付けていいのか。
総理が自らの言葉で語るべきではないのか。
私の責任において開放を認めたと。
そして、あの日は「放射性物質の大規模拡散」を「水蒸気爆発」という魔法の言葉でごまかしたと。
曖昧な言葉を駆使した会見はもうたくさんだ。
顔に書いてある本音はこうだろう。
真ん中分けで、左斜め前を向いた上目遣いの感冒長官「そんなことは、とっくにわかっていたんだよ。でも、あの時言っていたら大パニックになっていただろう。それを抑えてやったんだ。今生きているだけでも有り難いと思え。」
腰に手を当て、傾いてふんぞり返った倒狂電力の副社長「お前ら、電気がなけりゃ何もできないだろう。素人がいっちょまえなことを言うな。それから周辺の住民、ここまで町が栄えたのは誰のおかげだ。高い給料で雇っていたのは誰だと思っているんだ。てめぇらに文句を言われる筋合いはない。」
重ねて言う。
総理は自らの言葉で語れ。
これまでの真実を。
これからの方向についての本音を。
写真は明治大学付近の不思議なオブジェ。
この日も雨だった。
赤い女性はミザリィ。
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