




〈グルメ〉
昨日は英さん。の誕生日であった。
こちらのブログのお客さんであり、大切な友人の「しじみちゃん」
彼女から珍しいお酒をいただいた。
酒の産地としては、ちょっとマニアックな東京の多摩地方。
福生市にある「田村半十郎」の「嘉泉」というお酒だ。
「特別純米・まぼろしの酒」
実はちょっと前に送っていただいたのだが、こっそりと一人で試飲したあと、大切に冷蔵保存していた。
それを、誕生日に、あらためていただいた。
ものすごくピュアな中に、しっかりとした個性の主張。
精米歩合60%という、微妙な削り。
「特定名称酒」の表示ができるギリギリのレベルだ。
削れば削るほど、ピュアになり、フルーティなどと表現される。
どこの何かは言わないが、精米歩合35%という酒もある。
ほとんど米の芯だけまでに削った酒だ。
確かにピュアで飲みやすい。
しかし・・・
英さん。に言わせれば、確かに美味しいが、何か物足りない。
それは、個性が無い。
美し過ぎる、いや、美しいだけで面白味がない女性のようなものだ。
そりゃ美しいに越したことはない。
しかし、面白い個性がある方が英さん。は好きだ(失礼)・・・言い過ぎたか(~_~;)
精米歩合60%というのは、ピュアな所まで削りながらも、微妙に雑味分を残した削り具合なのだ。
そこに、その蔵の個性を盛り込むことができる。
この嘉泉(特別純米・まぼろしの酒)は、それをしっかり表現している。
日本酒度+2というほどよい辛口もナイス!
そしてもう一つ。
裏貼りにある「米(国産)」という表示だ。
本当は、酒造好適米である「山田錦」や「五百万石」なども表示したいところであろう。
しかし、あえて「米(国産)」だけの表示。
よほどの自信がなければできないことだ。
多摩の名酒に拍手!
英さん。産のピーマンで、奥様の力作「ツナチーズ」がピッタリであった。
しじみちゃん、ありがとうございました。
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