hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Salmon Fishing in the Yemen

2015年03月05日 | 映画
 原作が評判の良かった作品の映画化。

 アラブ人の大富豪が砂漠で魚釣りをしたいと言い出した。
 そこで駆り出されたのがエミリーブラントと魚釣りのエキスパートなユアン。
 ずいぶんハチャメチャな希望だと思い、どうせ無理だろうしと、それに合わせてほぼ実現不可能だと思えるハチャメチャなプランを立てた主人公だったが、エミリーの采配で計画は思いがけずとんとん拍子に進んでいく。
 一方、英政府は中東対策として「仲良くやっていますアピール」に恰好なネタを検索中、この砂漠で魚釣りという突拍子もない計画を知り、便乗することにする。この政府の広報を担当するのが豪快で飄々としたクリステンスコットトーマス。
 金持ちの道楽に振り回されると思いきや、国際問題にまで発展しそうなこの計画に、主人公は最初こそいやいや参加したのだが、徐々にのめりこんでいく。

 プロットの発想が面白いし、こ洒落たセリフ回しやスピード感もよく、クリスティンスコットトーマスのコミカルな演技も手伝って、予想よりは楽しめました。
 ただ一人一人のセリフが長い&早いので、英語字幕を読んでいてもなかなかついてはいけませんでした。日本語で観たかったかも・・・・ 

 3 out of 5

 最後がちょっとなぁ・・・・
 主人公ユアンの恋のライバルの男性がいい人なので、ユアンを応援する気になれなかったのがなんとも心地悪い。私は違う方の男を選びたいものですな。(実際は雰囲気に流されてユアンを選んでそう・・・・)
 
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