
これまでにたくさんの黒人差別を扱った作品を読んできましたが、一番有名なのでは?と思っていたこの作品は読まずにきてました。
今でこそ差別を扱った作品は飽和状態ですが、この作品が出版された頃にこの内容とあれば相当前衛的であっただろうと思います。
予想と違い人種差別よりも女性差別に重点が置かれています。それも背景には人種差別があってのことではあるのでしょうけど。
私が1番興味深く読んだ点は、アフリカの黒人から見たアメリカの黒人に対する感情について描かれているところです。そういえば今までに読んだことも聞いたこともなかったような気がします。アフリカの話、アメリカの話、イギリスの話、それぞれをたくさん読んだことがあるけれど、この時代に一つの作品に含まれているということが、この作家の視野の広さや経験に基づいていることを表していて、それがこの作品の魅力なのだと思います。
8 out of 10
最近は人種差別と移民問題、それにLGBTQを扱えば話題にもなるし評価もされる風潮にあるので、こんなこと言ったらダメなんでしょうけど、ちょっと飽きてきています。なんとなくどれも似たような感じというか、、、、とにかくそればっかり、っていうか、、、、
私が好んで選んでるような気もするのですが(笑)、恋愛小説もクライムサスペンスもそれほど好きじゃないとなると、どうしてもそういうのになってしまいますものね。
それらに比べると、この作品は一味も二味も違う感じがします。意外と過剰な主張もみられませんので、フラットな気持ちで読むこともできます。ずっと読みたいと思いつつも、主張が激しいのでは?とちょっと敬遠していたのだけれど、読んで良かったです。
来年は近年の話題作よりも、こういったモダンクラシックやクラシックをもう少し読んでいこうかなと思っています。
今でこそ差別を扱った作品は飽和状態ですが、この作品が出版された頃にこの内容とあれば相当前衛的であっただろうと思います。
予想と違い人種差別よりも女性差別に重点が置かれています。それも背景には人種差別があってのことではあるのでしょうけど。
私が1番興味深く読んだ点は、アフリカの黒人から見たアメリカの黒人に対する感情について描かれているところです。そういえば今までに読んだことも聞いたこともなかったような気がします。アフリカの話、アメリカの話、イギリスの話、それぞれをたくさん読んだことがあるけれど、この時代に一つの作品に含まれているということが、この作家の視野の広さや経験に基づいていることを表していて、それがこの作品の魅力なのだと思います。
8 out of 10
最近は人種差別と移民問題、それにLGBTQを扱えば話題にもなるし評価もされる風潮にあるので、こんなこと言ったらダメなんでしょうけど、ちょっと飽きてきています。なんとなくどれも似たような感じというか、、、、とにかくそればっかり、っていうか、、、、
私が好んで選んでるような気もするのですが(笑)、恋愛小説もクライムサスペンスもそれほど好きじゃないとなると、どうしてもそういうのになってしまいますものね。
それらに比べると、この作品は一味も二味も違う感じがします。意外と過剰な主張もみられませんので、フラットな気持ちで読むこともできます。ずっと読みたいと思いつつも、主張が激しいのでは?とちょっと敬遠していたのだけれど、読んで良かったです。
来年は近年の話題作よりも、こういったモダンクラシックやクラシックをもう少し読んでいこうかなと思っています。
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