hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

The Girl with all the Gifts

2014年10月20日 | 洋書

 
Every morning, Melanie waits in her CELL to be collected for class. When they come for her, Sergent Parks keep his GUN POINTING AT HER while two of his people strap her into the wheelchair. She thinks they don't like her. She jokes that she won't bite. But they don't laugh.  

今月と来月は図書館のオーディオブックが無料で借りられるキャンペーン期間なので、気になっていた本とそのオーディオを借りてきました。が、

 Not my cup of tea......

 裏表紙のあらすじを読んでも何のことやら想像ができないことに魅かれて危うく購入するところでした。
 書評も、
 
 If you only read one novel this year, make sure it's this one. とか Original, thrilling and powerful とか。
 決め手は、Kazuo Ishiguro meets the waking dead. これだったんですが、カズオイシグロの要素まるで無しです。このコメント残した人(プロの作家ですが) Never let me go を一体どう読んだわけ?と八つ当たりしたくなりました。
 強いて言うなら、Matilda meets 28 days later?
 とにかく最初っから

 狙いすぎ

という感じがちょっと嫌でした。流行りのディストピア設定、好きでしょ?グロさもあるけれど泣かせどころもしっかりあるでしょ?みたいな。
 「Room」や「Never let me go」と同じように何が起きているか後からわかる手法で書き出してはいるのですが、そんな風に勿体つける程の話じゃなくない?と思ったし、オリジナルかなぁーとも。キャラクターはマチルダとミスハニーのまんまだし、内容は28デイズレイターから最後はレオンみたいな使い古した様なもの。

 4 out of 10  時間を無駄にしてしまいました

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