ガスの中、ようやく宮之浦岳1935mの山頂到着。 ↓
九州の最高峰・洋上のアルプスなどと言われています。
積雪はほとんどありません。
霧氷で白く凍りついています。手前は三角点。
お決まりのパチリ1枚。
山頂の標柱文字は凍りついていて判別できませんでしたが宮之浦岳に間違いないでしょう。
展望はまるきりのなし!
山頂からの展望は得られませんでしたがこれで良しとします。
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さあ、下山開始。
少し下って宮之浦岳を振り返る。
シャクナゲの葉が凍って登山道にかぶさり邪魔。
三つ寄り添った大きな岩。
一瞬、ガスが切れて素晴らしい展望が眼前に広がりました。
まさにアルプス的な雰囲気です。
偶然ですが「渾身の1枚」の写真が撮れました。
見えては消え、消えては見える風景。
宮之浦岳方面を振り返る。
おそらく栗生岳と思われます。
霧氷が溶けてきたのでしょう。緑が多く見えます。
しかし、ところどころ凍ったところもあり油断大敵です。
このあたりでストックを折ってしまいました。
だんだんと遠ざかる山。
ひょこっと眼前を屋久鹿が横切りました。
寒いだろうによくこんな厳しい環境で生きていけます。
軽く腹ごしらえをしてどんどん下ります。
黒味岳へは往復1時間弱。
展望が良ければ是非立ち寄りたいところですがパス。
展望のせいにしていますが、体力に余力は感じられないし、
しかも八経ヶ岳の下山時に痛んだ左足膝が今日も軽くうずきます。
花之江河に到着。
朝の寒々としたモノトーンの風景から変っていました。
ここまでくれば残すところあと2時間ほどです。
花之江河。
ガスが切れると明るい空が顔を出します。
こちらは小花之江河。
登山道わきにある展望所に立ち寄りますが、いまいちすっきりしません。
こちらは高盤岳を望むところ。
登山道にある巨木。
淀川を渡ると淀川小屋に到着。
素晴らしい透明度。
小屋の中はきれい。
夏には大賑わいの事もあるようです。
せっせと下り続け・・・・・。
無事、登山口に帰着しました。
心配していた積雪は全くありませんでした。
車は3台に増えました。
今日は下山中、3組・6名の登山者とすれ違いました。
それ以外にはまったく人に会わず、静かな山道でした。
世界遺産の島・屋久島。
季節を変え、ゆっくりと縦走してみたいところです。
元気で歩けるうちに再訪出来ることを願って日本100名山・第87座の宮之浦岳終了。
■ 今回のコースタイムです。
05:44 淀川登山口
06:29 淀川小屋
07:58 花之江河
08:45 投石湿原
10:14 くりお岳
10:34 宮之浦岳
13:01 花之江河
15:01 淀川登山口帰着
■ 今日のルートです。 ↓ クリックで大きくなります。
■今回の屋久島・宮之浦岳にかかった費用です。(1山にかかった単価?では最高です!)
2300円 道路通行料 国立府中IC~平和島ICの往復
3000円 3日間駐車場料金
29500円 羽田~鹿児島 往復航空運賃・鹿児島~宮之浦港 往復高速船・宮之浦1泊料金
2400円 鹿児島空港~高速船ターミナル 往復リムジンバス料金
9500円 レンタカー3日間料金
1500円 レンタカー保険料
1984円 ガソリン代金
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50184円 合計(2泊目のホテル代金・お土産・立ち寄り湯・飲食費含まず)
さてさて、次はどこを目指そうか。