令和4年4月17日(日)
静岡にある浜石岳は、標高がわずか707mの山である。しかし、海辺からの
登りでしっかりとしたハイキングとなる。山頂からの富士山展望が良好で
連なる稜線が薩埵山から駿河湾に落ち込んでいる。また、薩埵峠は旧東海道
由比宿と興津宿を結ぶ峠道で、ここからの眺望は絶景とのこと。
などと基礎知識をしこんで、集合の由比駅に到着。
しかし、雨です。スタートから雨降りでは気持ちが昂るわけはありません。
せっかくここまで来たのだから・・・・などという元気者はおらず、どう
しようかと悩んだ挙句、由比名物の桜エビを食べて帰ろうということに。
妥当な判断でしょう。
旧街道の面影を残す東海道、とぼとぼ歩いて由比本陣跡にある東海道広重
美術館を見学。このような場所に足を踏み入れるのは久しくなかった。。
文化に触れて教養を磨くというようなこととは無縁であったが、たまには
いいでしょう。浮世絵美術の素晴らしさを満喫できました。
そろそろ、時間つぶし????も終わり、桜エビを食しに由比漁港へ。
漁船には桜エビを獲るために目の細かい巻き網があります。きっと、この
青いプラスチックかごに一杯獲れるんだろうな。
漁港での桜エビ、雨もあがったこともあってか昼時で結構な賑わい。注文
は、桜エビのかき揚げ丼とお味噌汁。しめて1100円なり。丼汁は、やや
濃く、しかし甘みに欠けるような気がしました。最初の一口のサクサク感も
あまり良くありません。う~ん。
自分は、玉ねぎ・人参・三つ葉などの野菜とともに桜エビが混じっている
かき揚げの方が好みです。軽くごま油の香りを感じながら熱々の天ぷらで
ビールとくれば、最高なんですが。
もう、ここで食べることはないかな・・・というのが感想。
漁港から遠くに薩埵山を望む。雨で残念な由比~浜石岳山行中止でした。
こんなこともあるさ。次に期待しましょう。