重厚な金峯山寺
令和6年7月22日(月)
1日目 吉野入り
吉野は遠かった・・・・・。
いろいろな交通手段があるが初日は吉野入りして観光をしようという思いからバスタ新宿から出ている夜行バスを利用することとした。
23時過ぎに新宿出発。五條バスセンターについたのが朝の8時。
JR五条駅から和歌山線で吉野口へ。そこから近鉄吉野線に乗り換えて吉野口へ行く。
9時半少し前、平日ということもあって吉野口駅には人気がなかった。
日本最古と言われるロープウェイには乗らず(桜の季節を除き火~木は運休なので注意)歩いていくことに。
七曲がりと呼ばれる道をゆっくり登っていく。暑いし今日は慌てる旅でもない。
黒門・堂の鳥居を過ぎると金峯山寺の仁王門。巨大な楼門で国宝であるが残念ながら大修理中である。
金剛力士立像も工事中は奈良国立博物館に移動している。
今回の道中安全祈願もかねて支援のためにご寄進させていただいた。
堂々たる金峯山寺。
本堂である蔵王堂は国宝。単層裳階付き入母屋造り檜皮葺き、高さ34m、裳階の四方36mの豪壮な建造物で木造古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさである。
暑くて日陰を探しながら竹林院や吉水神社の小さな庭をうろうろと吉野散策。
昼食をとったお店の窓側は緑の茂った山。
たぶん中千本と呼ばれるところ。(確信はない。)春には見事な桜で大勢の人々を楽しませてくれるところだ。
今日の宿泊先である吉野館にチェックイン。宿泊者は自分一人である。部屋からも桜が眺められるようである。
明日からはいよいよ縦走の始まりである。ゆっくりとお風呂に入り、風呂上がりの至福の一杯を飲み、早めに就寝。
このころはまだまだ気力充分であった・・・・・・・