平成26年7月22日~23日(火・水)
おーちゃんの「目指せ!100名山。」 最後の1座となった北アルプスの剱岳。
昨年の10月16日に雪をまとって以来、もはや素人では無理となって・・・・・・・・
あれから9ヶ月経過。ようやくと夏山シーズンとなり梅雨も明け、やっと最後の
1座に挑戦することができる条件が整いました。平成21年8月12日に第1座の
富士山に登ってから約5年、ようやくと100名山の完登を迎えることが・・・・・・・・
剱岳を目指すに当たっては、自転車仲間であるハナタレ爺さんとマコちゃんが
同行してくれることになりました。なにやら、剱山頂で一緒に祝ってくれるとの
こと、それでは是非に一緒に登りましょう。話はとんとん拍子に進み、天気に
合わせジャストタイミングの22~23日に室堂から別山乗越を経由し、剱沢を
下って剱岳に一番近い「剣山荘」に1泊。翌日剱岳を目指そうという計画です。
ハナタレ爺さんと私とくれば・・・・・・・・・・・・・・もう静かな一夜は過ごせません。
当然のように完登祝いの前に前夜祭。(ここは正確には前・前夜祭でしたが)
私はここに到着するまで車内で缶ビールを5本も空けておりました・・・・・・・。
夜の扇沢・無料駐車場。
ワイワイ飲んでいても苦情は来ませんでした。今日は・・・・。
さて、就寝ですがタウンBOXでは2名が限度。そこでマコちゃんはツェルトを設営。
二日酔いで頭が痛い・・・・
しかし、今日はトロリーバスの始発が7時半で余裕をもって準備ができました。
扇沢駅から黒部ダムに到着。
観光気分でルンルンです。
大観峰の展望台から立山を望む。
トロリーバス~ケーブルカー~ロープウェイ~トロリーバスを乗り継ぎ室堂到着。
山頂は見えませんが立山をバックに記念撮影。
ここまでは二日酔いの影響は出ていません。
ここから先もよく整備されたハイキング道です。
ミクリガ池。
通行が禁止されている地獄谷方面。
この方向から風が来ると火山性のガスが酷く、せき込むほど。
山崎カールと立山(雄山)
ハイキング道をぽくぽく進む。
程なく雷鳥沢のキャンプサイトに到着。
和歌山からの学生さんたちで大賑わいでした。
称名川を渡って雷鳥坂を登り、別山乗越を目指します。
このころから体に異変が????
まだ着かない・・・・まだ登りか・・・・まだかまだか・・・・・
登り時間20分と思いこんでいたため、いつまで頑張ってもつかない別山乗越に・・・・
若いマコちゃんは絶好調ですが、私と私の介護人(ハナタレ爺さん)はゼーゼーです。
いつまでも飲んでいたからではありません。歳なんです。
眼下に広がる雷鳥平。
ようやくと別山乗越に到着。
これで今日中には剣山荘へ行けるぞ・・・・。
別山乗越から見える剱岳。
実際には、前剱に阻まれて本峰は見えません。
また、剣山荘へ直接向かうルートは雪渓のトラバースが続くため通行止めとなっています。
これから下る剱沢雪渓。
あ~、せっかく登ったのに下らなくてはならない。
ザクザクの雪渓を下り、剱沢キャンプ場へ向かいます。
剱沢キャンプ場到着。
下ってきた雪渓を見上げる。
野営場管理署や剱沢警備派出所があります。
翌日、怪我人救助のためにここから雷鳥坂途中まで走って現場急行した
山岳救助隊員の活躍を見ることになりましたが彼らはすごいパワーです。
山岳救助の世話にならぬよう、気をつけて山を楽しまなければいけません。
雪渓の雪で氷あずきを作って食べる。このポーズはヤラセですが・・・・。
味は最高だと思っていますが「絞り出したあんこのビジュアルが悪い。」と酷評でした。
もうすぐ剣山荘。
一服剱と前剱。明日はいよいよ剱岳アタックです。
剣山荘前の池に「逆さ剱」
ハイマツを抜け剣山荘到着。
あ~、しんどかった。
到着と同時に、燃料補給です。
山で補給すると一段とおいしいんですよ。
小屋は新しくとてもきれいでした。
トイレは水洗、しかも驚くべきは温水シャワーが利用できること。
その上、我々3人は8名部屋1室をあてがわれゆっくりと休むことができました。
シーズン中には畳2畳に3人と聞かされていたので最高の待遇だったのではないでしょうか。
食堂で夕御飯をいただきます。
アジフライとメンチカツでした。
美味しく完食です。
本当は、これの肴だったことは言うまでもありません。
2回目の前夜祭???
夜の帳・・・・
いよいよ明日は100名山、最後の1座である剱岳アタックです。
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