令和2年1月16日(木)
奥多摩駅~大休場尾根~本仁田山~川苔山 その①参照ください。
たどり着いた川苔山の山頂には先客が3名いました。平日ですが人気の山であることが
わかります。山頂標は、御影石づくりで立派なものが立っていました。三角点あり。
中央に見えるなだらかな山頂の山・奥多摩最奥の雲取山でしょうか。
ベンチでコンビニで買ったサンドウィッチで軽い昼食。今日は天気が良く、風もなくて
絶好の登山日和でした。
さて、下山は赤久奈尾根コース経由で川井駅を目指します。往路をしばらく戻ります。
曲ヶ谷北峰より川苔山を振り返ります。
尾根道の雪は少なくなり、どんどん高度を下げて進みます。
途中、寄り道で海老小屋山に立ち寄ります。
標高1147m。展望は良くありません。
登山道は、一部大丹波から登ってくる林道と重なります。道路の崩壊は昨年の台風の
影響でしょう。川苔山へのとりつきも大丹波側からのコースは通行止めとなっています。
御前山だろうか。
赤久奈山山頂。標高923mの尾根上の山です。
木々の向こうに棒ノ折~高水山の稜線でしょうか。
のんびりとした尾根道のようですが、赤久奈尾根の西側には石灰岩の採掘場があって
平日のため採掘の作業が行われているようです。重機の音ががーがーうるさく聞こえ
山深い雰囲気を壊します。武甲山もそうですが、山の景色が変わっていくのは寂しい
ものです。しかし、朝のセメント工場もそうですが、すべての経済活動を否定する事
もできません。この辺、大変難しい問題です。
三ノ戸山にも立ち寄り。標高809mの何もない山頂。
かろうじて読める「三ノ戸山」の文字。
尾根上のズマド山にも寄り道をしました。赤久奈尾根上にあるズマド山は多摩100山
であると勘違いしての寄り道です。実際には赤久奈山が多摩100山でしたが・・・
コースを外れてズマド山(頭窓)北峰。地図に名前があるのは南側ですので先に見える
こんもりとした山を目指します。
ズマド山山頂到着。三角点はしっかり。山頂標はなく、木にズマド山の札がかかって
いました。展望もないつまらない山頂です。
ズマド山からの下りは道もなく(コース自体、赤テープもなく道も薄い)適当に樹林を
降りていき、下山路に合流となります。植林帯ですので藪をこぐようなことはありませ
んがバリコースといってもよいでしょう。
樹林帯を下り下山路に合流。
もう、里はすぐです。水道施設を過ぎると登山口の民家が見えました。川井の斜張橋も
見えます。
通りに出て無事、川井駅到着。
全くの無人駅でしたがトイレは立派。待合室もしっかりしており、この時間は1時間に
1本しかない上り電車を待つのも苦にならないでしょう。私はといえば20分ぐらいの
待ち時間で済みましたので、まあ、ラッキーなほうだったんでしょう。
それなりに歩きごたえのある川苔山でした。天気に恵まれたのが何よりで充実感がしっかり
ありました。真っ白な富士山も最高でした。
今日のコースです。 ↓ (クリックすると拡大します。)
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