パリヌルスは、オキテスに引き継いだ。
『オキテス頼む。このように配属と乗船人員をを決めたのだが目を通してほしい。手直しのところがあれば訂正かたよろしく頼む。君や俺の考えでやらねばならないことは、命令系統とその遂行の確実さの問題だ。よろしく頼む。それでよろしようであれば、全員に配属を申し渡してくれ。それが終わったら、出航準備の本日の作業予定を指示してやってほしい』
『判った』
少しの間をおいて再びオキテスに声をかけた。
『あ~あ、俺はオロンテスのところを見に行く。頼んだぞ!』
『お~お、オロンテス、どんな具合だ、うまく進んでいるか。どうだ』
『え~え、うまくいきそうです。この地に残ると言う者が59人います。事情が事情ですから、私は了承しました。最終的に集計した数字はこれです』 と言って木板をパリヌルスに手渡した。
パリヌルスは、木板に書かれた数字に目を落とした。
『う~ん、そうか。判った』
彼は、その数字に納得した。この地に残る希望者は、59人、その内訳は、男子16人、女子34人、子供は9人であった。9人の子供は乳飲み子であり、この子らの両親がこの地に残ることを希望していた。
軍団員の方は、老齢者3名を含めて、12人が残ることになっている。そのようなわけで、エノスの土地を離れる者の総数は、658人となった。
『オキテス頼む。このように配属と乗船人員をを決めたのだが目を通してほしい。手直しのところがあれば訂正かたよろしく頼む。君や俺の考えでやらねばならないことは、命令系統とその遂行の確実さの問題だ。よろしく頼む。それでよろしようであれば、全員に配属を申し渡してくれ。それが終わったら、出航準備の本日の作業予定を指示してやってほしい』
『判った』
少しの間をおいて再びオキテスに声をかけた。
『あ~あ、俺はオロンテスのところを見に行く。頼んだぞ!』
『お~お、オロンテス、どんな具合だ、うまく進んでいるか。どうだ』
『え~え、うまくいきそうです。この地に残ると言う者が59人います。事情が事情ですから、私は了承しました。最終的に集計した数字はこれです』 と言って木板をパリヌルスに手渡した。
パリヌルスは、木板に書かれた数字に目を落とした。
『う~ん、そうか。判った』
彼は、その数字に納得した。この地に残る希望者は、59人、その内訳は、男子16人、女子34人、子供は9人であった。9人の子供は乳飲み子であり、この子らの両親がこの地に残ることを希望していた。
軍団員の方は、老齢者3名を含めて、12人が残ることになっている。そのようなわけで、エノスの土地を離れる者の総数は、658人となった。