あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

「うめ」さんと「ウザラ」を慕うさくらかな   あきオジ

2010-03-04 05:14:36 | 日記
「阿弥陀堂だより」のうめばあさん
「デルス・ウザラ」のデルスが憧れ

慾なく、物に執着せず、慎ましく
謙虚で、人のことを自分のことのように気にかける。
そして、不器用で
自分の居場所でしか生きられない。
何よりも自然に対して謙虚で
自然の中で調和して生きることがなによりだと
おもっている。

映画の中ですが、二人の生きている姿を
これからの人生の指標にしているのです。

DVDがあればいつでも会えますからね。

することがない朝こそ極楽   あきオジ

2010-03-04 05:05:41 | 日記
毎朝、今日することが頭に浮かぶことが幸福だ
そう言った人がいます。

何もない
したくてもできない人にとって
自分の役割があり、することがあり
しなければ誰かが困る。
そんなことから生まれた言葉でしょう。

でも逆に
つらくて悲しいことばかり
どれもこれも重いものばかり
そんな日々の中
突然、何の予定もない
後回しにしていいことばかり
そんなぽっかりした朝

することがない朝
それはそれで素晴らしい。

年寄りは何もすることがないから素晴らしい
全部、自分の時間なのですから。

表情のなき傘の列進みけり   あきオジ

2010-03-04 04:55:16 | 日記
山頭火の続きです。

この作品、山頭火の代表句と言われますが、いいですね。
絵に描いたようにぴったりしている。

山頭火も探してみると面白い。
このまま何回か続けようかと思います。
そのうち飽きるでしょう。

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夏場の日傘の時と違い、実用だけを考える
この時期の傘は「愛嬌がない」というか「表情がない」
そんな気がします。その傘の列が駅に向かう。
ちょっと不気味ですね。
自分まで呑み込まれてしまう。
そんな感じ。

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