風が吹くその風嬉しき春の色 あきオジ

風にも柔らかさを感じる。
風に色を感じる人もいるでしょう。

それが嬉しい。

・・・・・・

しばらく暇な日が多かったのですが
桜やカタクリが微妙な時期に来たのに
妙に仕事が忙しい。
そして気持ちがつかれます。

イラストを描いたり
短歌を作ったりするのも
疲れます。

ですから、気分としては手抜きです。
それでいいのです。

自分でそう決めているのですが
唯一の決めごとは
「休まないこと」だけです。

欅の木わたしをまもり包み込む あきオジ

昭和記念公園

みんなの広場のシンボルツリー

この木を自分の御守りの木にしている。
だから、来るたびに抱きつき

そして写真にしている。
この木は自分が死んでも生き続けるだろう。

そう思うと嬉しくなる。
自分が何かにつながっている
そんな気になれるからです。

雨上がり馬酔木に珠が連なりて あきオジ

どんどん花が咲きだして
一気に春のなりましたね。

昭和記念公園では
白木蓮が目立ちます。
ご先祖様が戻ってきたような
神々しさがあります。
いいですね。

盆栽園の木々も
薄っすらと
若芽が膨らんできました。

「じっと耐えていたのだ」
「その時期まで待っていたのだ」

ちょっと大げさですが
そんな感動がありますね。

温かな雨のしたたる馬酔木かな あきオジ

昭和記念公園の家のほとりの木々は
大きく
逞しくて
存在感があります。

「自分の木」となれば
こんな木がいいですね。

昭和記念公園の中に自分の木があるのか
他にあるのか、探すのも
嬉しいことです。