柳の芽はおごじょのごとき顔をして あきオジ

春の雨
やはり濡れると風を引く

先日、芝居見物で都心に出かけたとき
道に迷って傘をさしてうろうろしたのですが
帰りの電車の中で気分が悪くなってしまいました。
幸いなことにいったん電車を降りて
冷やしたら気分は回復しました。

年をとったら
無理をしてはいけないと言うことでしょうか。

寒風を受けて鐘楼そびえ建つ あきオジ

深大寺の鐘楼は、いかにも
ときには「時の鐘」という雰囲気です。

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雨にうたれ枯れ葉も仕事終わるころ あきオジ

神代植物公園の二月です。

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新しい命の誕生を予感させる雨
そんな爽快感が流れています。

ちょっと雲の色が軽い
雨降りなのに重たさがありませんね。

梅だより港のビルで確かめる あきオジ

人工的に再構成された梅の話を見て
「よかったね」と言うのも淋しいものです。

当たり前の風景を当たり前に受け止める。
そんな感じがいい。

でも、そんなもの期待しても、どこにもない。
「それでいいかも・・・」

海つづくふるさとの山かすみ見ゆ あきオジ

大桟橋の風景

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もう、帰る家もなく
根っ子となる故郷もなく

ただただ浮遊している。
そんなことでいいのだろうか。

ときおり、思う。

根っこのない人の暮らしでは
花は咲かない。

橋渡るあこがれもあり海青し あきオジ

人は橋を渡ると何かが見えると思うのでしょうか。
橋には独特の雰囲気があります。

それは悲しみでも辛さでもなく
期待であり
ときには憧れなのですね。

そんなことを思います。