うつむきてカタクリ咲いて散り始め あきオジ

今日はあれこれ緊張を求められる作業が多かった。
そんなときには、何も見えないし
言葉も見つからない。

そんなものかもしれませんね。

ほどほどでほどほどの春が追いかける あきオジ

また、カタクリの季節が来て
さくらの便りがきて

同じように喜んでいる。
繰り返しを楽しむのが極意かも・・・

梅が散り櫻も散りて長閑なり あきオジ

これからの季節は興奮状態ですね。
どうしましょう。

櫻の追っかけ
贅沢な楽しみですね。

その日の気分で行くから楽しい。

椿咲く寒き朝は窓をあけ あきオジ

東大寺の修二会を紹介する番組を観ました。
五体投地の業について
「大変で厳しい修行ですね」という問いかけがありました。

終りが見える辛さは辛さではない。
そう思うのです。
「先が見えないから闇」
「終わらないから絶望」

大変がないから、何とも言えませんが
「明けない夜はない」と言えるうちは
耐えられるのでしょうかね。

菜の花や極楽への道しるべ あきオジ

極楽の色を想像すると
菜の花、そして、コスモスでしょうか。
そして、中心には蓮の花

でも、変化しない色は退屈でしょうね。
うつろいゆくものこそ
本当にものなのですね。

諸行無常
そんな大げさないい方でなくてもいいけど
そんなものだと思いますね。

雲流れ入学式の繰り返し あきオジ

同じようで同じではない。
生まれる人がおり
死んでいく人がおり

自分もその循環の一部だと思うとき
あくせずせず
その輪の中に入り込んでいる心地良さに
身をかませばいいのですね。