あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

足元をたしかめ歩む銀杏道   あきオジ

2009-11-22 06:21:04 | 日記
神代植物公園を抜けると
深大寺です。
みなさん、この坂道を降りるのです。
そこには
蕎麦屋が20軒以上あるそうです。

もちろん、土産も扱っていますが
周辺に蕎麦を作っている農家があるとは思えないのですが
名物になっていますね。
事情があったか
歴史があったのでしょうね。

そして、蕎麦だけ残ったのですね。
「手打ち」を売り物にしている店が多いのですが
素材ではなく、調理方法を売りにしているのが面白いですね。

値段が高いのか
それでも美味しいのか
私にはわかりませんが
ときおり
「大盛り」を注文します。

天ぷらは脂ですから避けています。
「もり」では中途半端
「ざる」は本来はたれも違っているべきなのですが
最近は海苔がのっているかどうかの差にしか思えません。
結局は「大もり」そばということになります。

どうでもいいことにこだわる
悪い癖がこんなことに出てしまいます。

でも、けっこうおじさんには
そんな人が多いのですよ。


はしゃぐ父いったりきたりの七五三  あきオジ

2009-11-22 06:12:37 | 日記
深大寺に七五三のお参りに来ている人がいました。
寺と七五三とは関係があるのでしょうか。

おめでたいことは神社
不幸なことはお寺という仕分けはもともとないのでしょうが
何か、よく分かりませんが
それでよければそれでいいですね。

きものが鬱陶しい子ども
そして、それなりの準備をし
正装をした母親
中途半端な父親

そして、傍には
スポンサーの祖父母が必ずいますね。
金を出すから七五三を祝いたい。
その熱意に負けてというか
金を出してくれるならまあいいか

そんな雰囲気が見えますね。
それでもいいかもしれません。
何もない幸福な一瞬なのですから・・・・・


秋深くものみな寡黙になりにけり  あきオジ

2009-11-21 18:34:50 | 日記
神代植物公園の秋

今月末にになると紅葉も深まるでしょう。
そんな何かを待っている。
そんな時期ですね。

でも、今日あたり、待てないカメラマンが相当に出ていました。

なぜか、神代植物公園に来ると
ベンチが気になります。
ベンチは物語を知っているような表情をしていませんか。

歌詞でも作りたい気分ですね。
五輪真弓が歌唱する30年前の失恋の思い出
そんなものがいいかもしれません。



御嶽郷蔦伸び切って冬支度   あきオジ

2009-11-21 05:15:56 | 日記
御嶽の蔦です。

今年は御嶽に出かけるのも終わります。
元気であれば、来年も楽しませてもらいたいですね。

これから年末のあわただしい時期に入りますが
私は仕事もぼちぼち
健康診断の結果もそこそこだったので
安心しました。

年末年始は何も予定がありません。
でも、精一杯歩きます。

写真を撮るのも体力維持を兼ねているのです。
何もない日々のようでも何かを続けると
何かが生まれる。
それが私のスタイルです。

お仲間のみなさんもお元気ですお過ごしください。

竜巻のごとく銀杏が渦をまき  あきオジ

2009-11-21 05:08:39 | 日記
始めては飽きる悪い癖
写真を撮ってきて
俳句をのせようとするもくろみ

俳句もどきでいいやと思っていますが
言葉が出てこないですね。

でも、最近、頭の体操だと思うようになりました。
柔軟体操ですね。
あれこれ言葉を探す。

加除修正する。
それもいいかも。

そんな感じ。
それにしても御嶽の銀杏
迫力満点でした。

沸き立つ炎のようだし
渦のようでありし
圧倒されましたね。

訪ねてこなかったら悔やむ景色でした。

枯枝に烏とまりて帰途につき   あきオジ

2009-11-20 15:17:02 | 日記
ひたすら歩いていると
このような人が住んでいるのかどうかわからない
そんな家に出会います。

それぞれの歴史が終えたのか
終わりを待っているような
そんな雰囲気が痛々しいですね。

戻ることがない歴史はみずから閉じるか
やむなく閉じるか

その周辺だけに光がさしていました。

銀杏散り戻ることなき水の上   あきオジ

2009-11-20 05:55:47 | 日記
御嶽「玉堂美術館」の銀杏

いいですね。
一本だけなのですが
温度も関係しているのでしょうか。
とにかく、色合いが違いますね。
感動しましたし
写真を見ても嬉しくなりますね。

「色を楽しんでいるのか」のか「崇高さに震える」のか
なのかわかりません。
ただ、圧倒されていることだけはわかります。

「滅んでいく」ことへの共感もあるのかもしれません。

これで御嶽も冬に入りますね。

ねむり猫上目づかいに柿をみる  あきオジ

2009-11-19 21:36:35 | 日記
甲州市の吊るし柿
この地方では「ころ柿」とか

猫が眠っている。
周囲の気配に微動もしない。
むしろ、「吾輩は猫である」を演じている。

それもいいかも。

あくせく「仕事が何よりも大切」
「お金で何でも買える」
と信じこまされてる人間より

適当に媚を売っていれば
食べられるし
居場所もある。

そんな猫的生き方の方が賢いのかも・・・

長閑な景色
ことの他、お気に入りなのです。