
名古屋市長が、金メダルをカジッた事件で、「表敬訪問」なんて、無ければ、市長もあんなことには
ならなかったのに、と思いながら、私が体験した「表敬訪問」を思い出し、「表敬訪問」って、誰の
ためのものなのか、という疑問を抱いたことも思い出した。
4年前、私達「さいたま市シルバー人材センター傾聴ボランティアグループ『あゆみ』」の活動が、
10年続いた翌年、2017年度社会福祉大会で、厚生労働大臣から、「ボランティア功労者賞」を
受賞した。
シルバー人材センターから、「さいたま市長に表敬訪問するから、予定してください」と、連絡あった。
表敬訪問なんて「しきたり」なんて知らなかったので、
「えっ、市長が、私たちのところに来て、『よくやった』と、労をねぎらってくれるのですか」と、
言ってしまい、失笑をかった。
頂いた賞状と副賞の置き時計を、持って、市長を訪問、報告し、慰労のお言葉を頂戴し、談笑する、
ことだった。
報告は、シルバー人材センターの理事長さん。私は、理事長には、初めてお会いした。
市長に会う前の顔合わせと、打ち合わせで「傾聴活動を初めて知った」と、言われ、ビックリ。
「えっ、理事長は、シルバー人材センターの私たちの活動を知らなかった」と内心、ガッカリした。
「理事長という役割は、私にとって、ボランティアみたいなもの」と、頼まれて、やっている名誉職
と思われている方だった。
10分ほどの、報告と慰労の言葉、談笑で表敬訪問は、終わり。
「表敬訪問」って、誰のためのものか、釈然としなかった。
「頑張った者」に対する、表敬なら、市長が、私たちを訪れ、慰労するべきではないか。
どうも、シルバー人材センターの皆さんが、功績をアピールし、市からの支援を一層お願いしたい、
というのが、「表敬訪問」で、私達あゆみ代表地区代表は、都合よく、狩り出された、との印象だった。
ノーベル賞受賞者などが天皇や首相を表敬訪問する、「小型版」かなあ、いや、そうでもなさそう。
まあ、あまり目くじらをたてることでもないけれど、お役所仕事の「無駄な仕事」かなあ、と思った。
暑さ凌ぎ、夕暮れ後のウォーキング中に出会った花。フラッシュたいての花もきれい




8月11日「今日は何の日カレンダー」より
▲藤原道長、金峯山に写経を奉納(1007)▲足利尊氏、征夷大将軍となる(1338)▲1457年太田道灌に築かれ、
1590年以降、徳川家の居城になっていた江戸城本丸、全焼(1639)▲徳川5代将軍綱吉「生類憐みの令」、
鳥や魚の食糧用飼育・売買を禁止(1707)▲ハワイ移民者から、初手紙(1868)▲アメリカ海軍天文台が、火星の
衛星を発見(1877)▲前畑秀子ベルリンオリンピック、200m平泳ぎで金メダル。わが国では女性初の金(1936)
▲日本初のミニスカート(マリー・クワントデザイン)、発売(1965) ▲ベトナム戦争で米地上軍完全撤退(1972)
▲中国で一人っ子政策推進論文(1979)▲アルカイダ結成1988)▲国連安保理、イスラエルのレバノン侵攻停戦
決議(2006)▲北京五輪で、北島康介100m平泳ぎで世界記録で金メダル(2008)▲ロンドン五輪で、村田諒太
ボクシングミドル級、48年振り金メダル(2012)▲川内原発再稼働(2015)▲リオ五輪で、水谷隼卓球男子
シングルスで史上初のメダル(銅)(2016)