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昨日の日経「サイエンス」で、生物の「進化的軍拡競争」の凄さに、ビックリ。
更に、その軍拡競争に、ウィルスが加わっているということに、2度ビックリ。
ダーウィンの、生物進化論で、環境の変化や外敵に負けないために、食餌がうまくできるように、など、
寒さに耐えられる身体にしたり、ライオンから逃げられるよう、耳目・嗅覚・逃げ足などを強化したり、
鳥が、木の中に潜む昆虫を捕まえ食べるために、硬い口ばしにしたり、など、進化することは知っていた。
ヤブ椿の実に卵を産みつけるツバキゾウムシ、卵からかえったゾウムシの幼虫は、ヤブ椿の実を食べて成長
する。ヤブ椿は、実を食べられては、新しい木が生え、育たないので、絶滅の危機に。
ヤブ椿は、実を守るために、皮を厚くする、ゾウムシは、深い穴を掘る長いドリルで応戦。
お互いに、進化的軍拡競争しているのだ。
蛾や蝶になる芋虫に、寄生蜂が卵を産み付け、卵からかえった幼虫が、芋虫を食べて育ち、巣立っていく。
芋虫は、寄生蜂が生き残るために、無くてはならないイキモノ。
芋虫だけにしか住めないウィルスがいて、そのウィルスにとって、芋虫が死んでしまっては住家を失う。
寄生蜂とウィルスにとっては、芋虫が生き残るための大事なイキモノ。
芋虫を挟み、寄生蜂とウィルスは競争相手。
ウィルスは、「蜂殺し遺伝子」を芋虫の中に作り出した。寄生蜂の卵や幼虫がなぜか育たない。
ウィルスは、競争相手の蜂に感染してヤッツケルのではなく、芋虫に肩入れした。
生物の進化的軍拡競争に、ウィルスが噛んでいるということを、東京農工大学など国際チームが発見した。
「歴史が古いウィルスは、理想の感染相手を見つけ、長い付き合いができている。
新型コロナは、まだ理想の相手に会えていないように思う。コウモリかも知れないが、少なくとも、ヒトは
いい相手ではない。だから暴れてしまうのではないか」と、東京農工大学水谷哲也教授。
ヒトもイキモノ。進化的軍拡競争で、ウィルスや病原菌などから守らなければならない。
ヒト同志が殺し合う、核兵器など武器の軍拡競争なんて、している場合ではない。
ウォーキング中に出会った花。
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8月23日「今日は何の日カレンダー」より
▲中国が台湾の金門島に砲撃(1958)▲安楽死国際会議を東京で開催。翌日、安楽死の権利の保有をうたった
「東京宣言」採択(1976)▲アルメニアがソ連から独立(1990)▲リビアで、40年続いたカダフィ政権崩壊
(2011)▲タレントの島田紳助が反社会的暴力団との親交で芸能界引退(2011)▲上野―札幌の寝台特急「
北斗星」運行最終、ブルトレが姿を消す(2015)▲茨城県採石場で火薬爆発事故1人死亡、近隣住宅の窓破損
など損害(2018)▲アメリカで、警官が黒人男性を銃撃、プロスポーツ界で抗議ボイコット相次ぐ(2020)