平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2296 機嫌よく幸せな最期 

2021-08-04 12:45:55 | 日記

NHKラジオ深夜便8月号、「明日へのことば」で、社会学者の上野千鶴子さんが、
「最期を、病院や老人ホームで迎えることが普通みたいになっているけれど、『在宅ひとり死』だって、
幸せな最期ですよ」と、お話されています

上野さんは、今年1月に、「在宅ひとり死のススメ」を刊行、「独居での在宅死」を提唱されています。
昔だったら、「死」をタイトルに入れるだけで、「売れないからやめてくれ」と編集者に言われたものだが、
こういうタイトルの本が売れるとは、時代が変わった、と感慨深げ。
上野さんは、「孤独死」という言葉、使って欲しくないという思いで、一人で死ぬことを、ポジティブでも、
ネガティブでもない、すっきり、あっさり、普通の言葉で、「在宅ひとり死」という言葉を作ったのです

介護保険制度が施行されてから約20年、今は、たいていの高齢者は要介護の認定を受け、ゆっくりと亡く
なって行ける、抵抗しないで、介護保険制度をうまく活用することをおススメされています。
独居の「在宅看取り」も、介護保険制度の活用で出来るとのこと

「在宅ひとり死の幸せな最期」のためのキーワードは、「機嫌よく」。
「私も、認知症になるかも知れません。でも、機嫌良く日々を暮らして、少しずつ下り坂を降りて行って、
ボケたらいいじゃないか、と思っております」と、上野さん

いろいろ、状況が違う個々人、必ずしも「機嫌よく日々を暮らす」ことが出来る訳ではないが、「怒って
ぶつかっている日々」や、「悲しんで沈んでいる日々」などでは、幸せ感が出ないなあ、と、上野さんに
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高齢化が急激な中、終活世代の真只中の私も、何とか「機嫌よく」を目指したいと、元気を頂きました。
感謝、感謝。
ウォーキング中に出会った花。

8月4日「今日は何の日カレンダー」より 橋の日、箸の日(わりばし組合1975)、箸供養
▲日英国交、始まる(1613)▲フランス、封建制度廃止(1789)▲東京都京橋区に「恵比寿ビヤホール」開業。
当時ヱビスはジョッキ一杯(約500cc)10銭(1899)▲15歳のアンネ・フランク、ナチスに逮捕される(1944)
▲学童疎開第一陣(1944)▲最高裁判所発足(1947)▲京大登山隊ヒマラヤのチョゴリザ発登頂(1958)
▲米空軍、北ヴェトナム爆撃(1964)▲テレビドラマ「水戸黄門」スタート(1969)▲天皇皇后即位後の初の記者
会見で「国民と共に憲法を守ることに努めていきたい」と語る(1989)▲東京で最低気温が29.3度。観測史上
最高の最低気温。熱帯夜も連続47日と年間最多を記録。全国、世界規模の猛暑(1994) ▲渥美清、逝去68歳
(1996)▲瀬戸大也、バロセロナ世界水泳選手権で、400m個人メドレーで金メダル(2013)▲米・オハイオ
で大学生が銃乱射、9人死亡、負傷者27人(2019)▲レバノン・ベイルート港で、硝酸アンモニューム爆発
事故207人死亡、6500人負傷、30万人が家を失う(2020)