平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い2317 解釈で広がる宗派

2021-08-25 11:16:29 | 日記
アフガニスタンでの政変で、タリバン政権が復活し、テロの温床になるのではと、世界が戦々恐々。
タリバンのイスラム教解釈が、女性の人権を「家に閉じ込める」ことになるのかどうか。
タリバンは、アフガニスタンのスンニ派イスラム過激組織。
1994年11月、パキスタンとアフガニスタンの国境付近にあった、イスラム神学校の学生中心に
結成された。「タリバン」は、アラビア語で、「神学生」の意味。
1996年、アフガニスタンで政権樹立、2001年の米・同時多発テロで首謀者のウサマ・ビン・
ラディンを匿い、引き渡さなかったので、米の攻撃を受け、崩壊。ゲリラ抗戦とテロで、20年間米国に
屈せず、政権復活。
それにしても、イスラム教に限らず、どの宗教にも、「解釈」の違いで、多くの宗派があることに、改めて
ビックリ。
日本における仏教でも、初めて聞くような宗派がいっぱいあるし、一宗派の日蓮宗は、正宗や創価学会、
立正佼成会などと「解釈」で、枝分かれしている。
キリスト教でも、エホバの神など、ローマカトリックやピューリタンなどと違う宗派が、一杯ある。

イスラム教は、シーア派と、スンニ派が2大宗派で、
タリバンが信奉するスンニ派は、世界のイスラム教信者の9割を占めているとのこと。
サウジアラビア・トルコ・バーレーン・アラブ首長国・カタールなど。「イスラム国」もアルカイダも。
スンニ派は、イスラム教開祖ムハンマド(マホメット)が遺した「慣行(スン二)」や「教え」を重視。
一方、世界信者の1割を占めるシーア派は、
ムハンマド(マホメット)の「血統」を重視、誰がムハンマド(マホメット)の血を受け継ぎ統治する
資格があるか、を重視している。
イラン・シリア・イラクなど。

タリバンが、イスラム教開祖ムハンマド(マホメット)が遺した「慣行(スン二)」や「教え」を重視
しているだけに、女性に対する「女性は外で働くべきではない」という慣行(スン二)が、私達自由
主義国に住む人間にとって当たり前の「女性の人権」を、阻む可能性がある。
宗教が絡む、価値観の壁、国連の舞台で、話し合いで、軟着陸できるよう祈るしかない。
ウォーキング中に出会った花。

8月25日「今日は何の日カレンダー」より ラーメン記念日(日清食品)、サマークリスマス
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占領に終止符(1944)▲日清食品、即席チキンラーメン発売。当初は85グラム入り1袋35円で、すぐに30円
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